10月8日(日)
松尾容子プロデュースによる「Earth and Breath」
大學堂岩田講堂を会場に、蔵の中から世界をのぞくというテーマで、門司港に大陸の風を吹かせるイベントでした。
オープニングは、ホーメイの演奏と黒田征太郎さんのライブペイント。
虹の色に絵の始まりを感じ、風の音に音楽の始まりをみるという黒田さんが、ホーメイから感じるものをクレヨンやマッキーを使って次々に絵にしていきます。
完成した絵は会場のお客さんへのお土産にいただきました。
私がもらった絵は、ちょうど松尾さんが歌っているときに黒田さんが描いたものでした。松尾さんの声に呼応するように、赤い点々がうたれて、ぐいぐいと黄色い線がひかれてて、なんだかすごいな、と思った絵でした。
ホーメイユニットのチャスチャイに尺八の山崎こう山さんが参加していたり
ウィーンから2.5次元のガジが講演したり
匈奴と漢族の歴史に翻弄される宦官の物語の朗読でベテラン女優の存在感に飲み込まれたり
ウイグル族の民族衣装を着てステージに上がったり
次々と何かが起こるので、なんとなく、懐石料理を思い出しました。美味しいものが次々と運ばれてくるので、最初は調子よく食べているのですが、だんだんとお腹がいっぱいに。でも、まだお品書きはつづいています。最後まで食べたい・・・
いつもは1時間かけるセッティングを10分ですませて、谷本仰さんのソロダイアログスがはじまったり
エンディングはホーメイと尺八にあわせてシャボン玉も舞っていたり
ふー、最後までたどり着けました。
盛りだくさんで充実した半日でした・・・って半日でこれをやったのか!!