2018年3月28日水曜日

いぼりの酒

2月の初めから働き始めて、ついに今月の26日と27日に古代米の酒を搾った。
濃厚甘口にする予定だったが、できあがったものは端麗辛口。
日本酒度は13度、アルコール度数は17度である。





端麗辛口なので、味はすきっとしている。飲みやすいと思う。
だけど、古代米の味(というか穀物っぽい味?)が後味として残る。なので好き嫌いはあるかもしれない。私はけっこう好きだけど。

色は綺麗な赤、ロゼワインに似ている。透明な瓶にいれて販売したいと思う。


搾る様子をちょっとだけ動画にとってみた。切り貼りしただけだけど、伝わるかな?






雫取りをしたあと、簡易絞り機をつかって更に搾った。
その結果、とれた量はだいたい120リットルくらい。
4合瓶だと
約170本、一升瓶だと約70本になる。

はやく商品名とラベルを考えなくては!


2018年3月26日月曜日

沖縄学会とフィールド巡り(前半本島編)

学会の前日はげっちょ先生のうちで料理を食べました。慣れない自撮りをしてみる。私は映画上映の準備で大忙し。初自撮り

中瀬・坂巻組に合流。お昼はなかんだかりにタイ料理のお店に連れて行ってもらいました。自撮り失敗


無事にオセアニア学会とシンポジウムが終わり、大湿帯の蜜蜂を訪ね、コザ銀天街へ移動。


銀天街では、ピータンとリアカーマンが街の人たちを呼んでくれました。長々と続く自己紹介。コザの夜はあつい!


ピータンのプレゼン。この家はぜったい受賞するはず!応援するよ


生態人類学会はすごい豪華なホテルだった。なぜか猿人の湯
3次会に最後までいたのは、野研と京都と筑波のメンバー。


生態人類も無事終わりアガイ浜のノーエーの宿に。古民家ひとつ貸し切り


学会や道の途中で出会った人々も続々登場。東浜の夜も長い。
大学の卒業式の代わりの、ツルコの卒業おめでとう会。


それぞれどんな、話をしたのかな?参加した人は報告をあげてくださいね。

2018年3月17日土曜日

溝上酒造蔵開き

"センベロ”という言葉がある。
新しい広辞苑に載っているかどうかは寡聞にして知らないが、1,000円払えば、ベロベロに酔える良心的な値段設定のお店を指す言葉だ。
そんな言葉を思い出したのは、溝上酒造の蔵開きに向うシャトルバスの中だ。大蔵バス停のすぐそばにある、大蔵市民センタ―から溝上酒造まで20分間隔でピストン輸送してくれる。座席に設置してある案内で蔵開きの予習をする。100円のお猪口と500円6枚つづりのチケットを買うと好きなお酒が飲めるらしい。ただし、チケットで試飲できるお酒は9種類。チケットひとつづりでは全部飲めないから、2つづりとお猪口1つで1100円。それだけ払えば、無料試飲も含めて、一日中、好きなだけお酒が飲める。

まさにセンベロだ。

一般的にセンベロで飲めるお酒は、人が飲める最低限のお酒であることが多いが、このセンベロでは、純米大吟醸も飲める。

私が到着したのは、ラスト30分くらいで、かなりハイピッチで飲まないと全部を味見することが出来ない。次々と味を確認しつつ、販売コーナーのいぼりとハデピに何を買うべきか相談する。鑑評会レベルのお酒は試飲させてくれないから、ふたりの情報が頼り。

春らしい日和で、人々はそれぞれ座り込んでお酒を飲んでいる。適当なつまみとおいしいお酒があれば、日本人は地べたに座ってお酒を飲みだす。城島の酒蔵祭りでも見た光景。ここに桜の木があれば、まさに花見だろうけれど、桜には早いし、たぶん、ここに座っている人たちは、桜があるかどうか気にしていない。
おつまみは、豚バラや牛タンの串焼き、天然酵母パン、ししゃもの炭火焼、海老天ぷら、から揚げ、酒粕ケーキなどなど。

無料試飲コーナーで会った陽気な男性は朝からずっと飲んでると言ってご機嫌だった。いかにも社交的な女性は明日も来たいけど仕事だー!と言いながら、絞りたてのお酒をくいっと飲み干していた。無料試飲担当の湯川は、朝からお酒をつぎまくって「もうヤバいです」。

帰りのバスで同乗したグループに小学校と中学校のALTの先生がいた。サケはラムとかヴォッカと違って喉に優しいから飲み過ぎるね、と笑っていた。スクールカウンセラーは全くだと同意しながら、学校では見せられない姿ですねと首をすくめて笑い合った。

この最強のセンベロ、明日まで開催中!午前中から行って、一日楽しむのがおすすめ。

2018年3月14日水曜日

日本山妙法寺別府道場、酒迎上人(インド国籍)、友人の友人

 平成30年3月13日(火)、日蓮宗の高僧である酒迎上人(数え92歳)を日本山妙法寺別府道場へ訪ねました。酒迎上人は西本さんの友人で原発反対運動仲間、同時にJ君の友人(インド人)がインド国籍取得時の保証人という関係です。
 酒迎上人は、「ヒンドゥー教なるものはdharma(人生の処し方)であり仏教のようなreligionとは異なる。ヒンドゥーは人生を楽(常楽我浄)、仏教は苦(苦行無常)と捉える。ヒンドゥーはヴェーダ(インド哲学の叙事詩)から発し、仏教は釈迦の教えである。」と語りました。
 酒迎上人は特攻隊の生き残りで、戦死した戦友を供養するために仏僧になったそうです。現在インドの仏教は小乗仏教、インドにあるメイドインジャパンの仏教寺院は大乗仏教、ダライ・ラマも大乗仏教、写真のバコダも門司のバコダ(ビルマ仏教)と異なる大乗仏教です。