2026年4月27日月曜日

はたらく森のこびとたち

昨日は牧野親子とマテ掘りにいき、今日はローカル線の旅へ。
防府のマテ貝は美味しい

しとしと降る春雨のなか向かったのは、行橋の「ギャラリー稲童」。館長の植田義浩さんは朝日新聞の元社員で、赤村の檜が手に入ったことをきっかけに、小倉高校美術部の同窓だった原田脩さんの作品を展示するためにギャラリーを作ったそうだ。このギャラリーの開館式がきっかけとなり、映画「キセキの第九」が生まれたという。 

新田原から徒歩20分

住宅街を抜けたしずかな山の麓にあるギャラリーは、満開のつつじや牡丹が映える白壁に、方流れの屋根のスタイリッシュな造りになっている。当初は九産大の建築学科の学生らが図面を引いてコンペをしたようだが、八幡のお屋敷から巨石を譲り受けたことで計画が変わり、結局は門司港の洋設計事務所に格安で請け負ってもらったらしい。その辺の経緯については上田さんの奥様である幸子さんが著した『原田脩記念ギャラリー稲童建立記』に詳しい。 

すべてDIY

地元のアーティストの彫刻や書で溢れたギャラリーを案内されているうちに、次々におじさんたちが軽トラで乗りつけてくる。「いらっしゃい!」と陽気に歓迎してくれる人もいれば、恥ずかしそうにこちらの様子を伺う人や寡黙に振る舞う人もいる。それぞれのおもてなしなのか、敷地の草を刈り、蜂について説明し、あるいはチャパティを揚げていく。植田さんの兄貴然とした態度や彼らの仕事っぷりに、てっきり雇われの従業員なのかと思ったが各自勝手にギャラリーに集まってきた人々らしい。彼らは毎週末ここにきて、敷地に小屋を立てたり、焙煎機を自作したりしているよう。「ここにいる人たちはみんな変わり者。私だけがまとも」とみんな言っていた。 

渾然としたキッチン

まるで7人のこびとのようなおじさんたちと話しているうちにお昼になった。手際よく庭にテーブルが並べられ、インドの修行僧件シェフが作ったカレーやヨーグルトが並ぶ。蜜蜂が飛びかう春の庭で即席のガーデン・パーティがはじまった。縁もたけなわのなか、またも突然乗りつけてきた車から、なんと北九大の山﨑先生がゆっくりと降りてくる。彼もこのギャラリーの常連らしい。 

手前は上田さん、奥はシェフの廣中さん


「いつでも遊びに来て」と言ってくれたので、またぜひみんなでキャンプしにいきたいな。


ギャラリーのテラスから

このあとは行橋から平成筑豊鉄道で源じいの森へ。直方から筑豊直方駅に行き、筑豊電気鉄道に乗り換え。住宅街の中を走って黒崎で鹿児島本線に乗り換え。春のエクスカージョンでした。


ちくまる


意外に近代的

黒崎に到着



小籠包


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