🍜イベントのご案内🍜
東アジア文化麺類學会
・日時・
11/17(水)18:00-20:00 【中国の文化麺類學】
ゲスト:林卣、趙佳楠(盛青 中華料理)
11/23(火) 10:00-12:00【日本の文化麺類學】
ゲスト:田中幹哉(文化麺類學研究所所長)
・会費・各回500円
・定員・20名
・応募方法・下記応募フォームに記入してください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd7wMSOcFl5XTiQkSEjDfF44JXhot-iqtpIKpeE7yAat_M_Kw/viewform
ー東アジア文化麺類學会とはー
東アジアの人々の生活と麺食の関連について研究し、麺食文化を通じた異文化理解と文化交流を目的として開かれたものである。学会では、私たちが日頃から親しんでいる麺食について学術的な知見から知識を深めることができる。さらに、東アジアの多様な麺を実際に食べてみることで、異文化理解における実践的な学習の場となる。記念すべき第一回、第二回の開催地は北九州の台所とよばれる「旦過市場」でおこなわれる。歴史的な食の中心地である旦過市場で、麺職人である2人が選りすぐりの食材を見繕う。参加者は特別な一杯を味わうことができるだろう。
ータイムスケジュールー
11/17(水)
18:00 林卣と田中幹哉による対談
麺発祥の地・中国の麺文化事情について対談する。
19:00 刀削麺の製麺実演と実食
茹だる鍋の前に特殊な包丁を使って生地を削ぎ入れる
刀削麺の製麺実演。麺を長く均等に削るには高い技術
が必要である。
北九州でこの技術を見られるのはここだけだ。
20:00 終了
11/23(火)
10:00 田中幹哉による調査報告
2019年度に各地で調査した日本の麺文化事情につい
ての報告と今後の展望について講演する。
11:00 うどんの製麺実演と実食
旦過の惣菜(ぬかだき、かまぼこ、天ぷら等々)と相乗
効果を生み出す「大學うどん」を製麺実演する。
12:00 終了
ーゲストプロフィールー
林卣、趙佳楠(Lin You,Shu Kanan)
小倉南区霧ヶ丘にある「盛青 中国料理」を夫婦で営む。
料理長である林卣は湖南省出身。趙佳楠は四川省出身。湖南料理だけでなく、四川料理や広東料理もベースにしている。その香辛料をふんだんに使った作品は知る人ぞ知る逸品で、スパイス好きを魅了している。2020年3月に大學堂でおこなわれた第0回文化麺類学会「旅するトウショウメン」では、
刀削麺を削る正確かつ美しいナイフ捌きで会場を沸かせた。
田中幹哉(Tanaka Mikiya)
文化麺類學研究所所長。北九州市立大学では古典文学を専攻。2018年に「北方うどん」で修行を積み、大學堂で手打ちうどんを不定期販売している。手打ちうどん専用の小麦粉を使用し、何度も折り踏みを重ね、一晩低温で熟成させる。
水回しから切りまで全ての工程で機械を使わない本手打ち麺である。もちっと歯切れの良い中細麺は、だしの絡みも良く食べやすい。旦過中央市場で仕入れた鯖節、ウルメ節、羅臼昆布をふんだんに使用した出汁は、後味さわやかな旨みだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿