2017年1月5日木曜日

新年のエビとり

 あけましておめでとう。
池間島にいるきのこです。

元旦は映画館に「この世界の片隅に」を観に行きました。いろいろ思うところはまた書きたいと思います。まだ観ていない人は、観ることをつよくおすすめします!

午後は西平安名崎で夕陽をみました。
元旦の一日が終わり、午前0時をまわったころ、池間島を出発。エビとりに出かけました。

ヘッドライトをつけて潮が引いた浜を照らしながら歩き、エビを探します。ライトが反射すると、エビの目がオレンジ色に光るのです。エビのからだは透明。
 道具は虫取り網みたいなものなのですが、手元にレバーが付いていて、引くと蓋が閉まるというもの。 これで泳いでいるもの、砂地を歩いているもの、どちらも捕れます。潜って目だけ出ているものは、手で抑えるといい。

4人で2時間強、網袋にそこそことれました。アーサの養殖網と網の間が多かったように思います。

みんな「エビガマ」とだけ呼んでいるけど、なんという名前のエビでしょう?魚部わかるかな。
素揚げして塩をふるだけで、とても甘味が感じられておいしいエビです。

池間島は避難港(漁港)を作ときに入り江を埋め立ててしまった(そのため、現在のイーヌブー(池間湿原)が淡水化している)のですが、それ以前は、この入り江はこういうエビ、カニ(ガザミ)、ウナギがたくさんいて、おかずとりには困らなかったそうです。「は~、漁港をつくって、池間島はビンボウになったよー」とおばぁたちは言います。

エビとりはとっても楽しく、やっているときはアドレナリン全開でぜんぜん眠くならないのですが、翌日の昼間が眠いというのが問題・・。

1 件のコメント:

大介 さんのコメント...

わーこれいいなぁ。車エビだよね。最高においしい。うらやましいぞ!!