2021年7月25日日曜日

山国紅茶摘み

 2021年7月24日、お茶摘みのお誘い。場所は、蛇淵の滝のすぐ近く。ここはシュウヘイサネチカと一緒に行った場所で、道中めちゃくちゃ見覚えがあった。まさかこの先に茶園があったとは。。。


近くの駐車場には人がたくさん
一番左が吉武さんでその右隣が長沼さん

9時10分頃、場所につくと、吉武さん(神籠石の案内をしてくれた方)がこっちこっちみたいな感じで誘導してくれた。自己紹介(野研の紹介)と、作業内容の確認をしたあと、いざお茶園へ。どうやら、10時まで草取りしたあと、お茶を摘むらしい。


駐車場から移動中

めっちゃ景色いい

このお茶園は、昭和20年代(23年だったかな。)に、麦畑として開拓されたところを、後にお茶のほうがお金になるということでお茶を植えたのだそう。だが、一旦お茶摘みが途切れてしまい、10年前まで草木が生え放題、茶ノ木も伸び放題のあれほうだいになってしまった。長沼さんと吉武さんの二人が、この会を始めたとのこと。


この奥にぼうぼう生えてるのもお茶
まだそこまでは手が入れられていない。

とってもきれいに手が入れてある。

ここまできれいにするのに、10年かかったそうだ。かなり広い範囲でお茶が植えてある。
ベニフウキ、ヤブキタが植えてあるということだけど、どれがどこに植えてあるのかわからないみたい。

こんな感じで草とか、シダが生えてる。

それを、こう抜いていく

ここに集まっている人たちは、みな、有志で来ている。新聞に乗っていて知ったという人がいた。今回二回目の参加という人も。草刈り機とか、手で草を抜く。僕らがせっせこせっせこ草を抜いていたら、おばちゃんが、ビニール袋のはいったかごを渡してくれた。「草抜きは、私達がぼちぼちやるから、お茶つみ!」と。お言葉に甘えて、草を抜くついでに一芯二葉の原則に則りお茶を摘んでいく。

この茶園では農薬も肥料も撒いていない。とても柔らかい土に、虫がつかないのだ。環境のおかげだという。(鹿とかマムシ、蚊やハエがいて、虫除けスプレーを強く勧められたので入念にかけたが、それほど虫が居るようには感じず、むしろ気持ちよかった。)
ここは標高500M。寒暖のさが激しく朝には山の間から霧がかかり、風通し日当たりもよく、湿気がたまらず、平野部の茶園と比べて茶毒虫がつきにくいのだと、吉武さん。

草抜きタイムも終わり、お茶摘みタイム。抜きそびれた草にはめもくれず黙々と茶摘み茶摘み。吉武さんは、野研とあって天疫神社の話をしたあの日以降、気になったらしく色々調べたらしい。

そんなこんな、話をしながら茶を摘んでいるといつの間にか人がいなくなっていた。あれ、みんなどこいったんだろとおもっていると、お茶のんでいきとさっきの駐車場に促された。
ぼちぼち歩いてその場所につくと、テーブルの上に大量の野菜。

行橋からきた夫婦。職業としてでなく野菜を作っている。
右上の緑の葉っぱは「おかわかめ」という植物。

これがオカワカメ

リタイア後、畑を借りて、野菜を育てているけど、できすぎちゃって食べきれないからもってって!ともってけドロボー状態。ながっぽそいトマトを見て、「あ、これアイコですね」というと、「あら!よくしってる!」と感心され、おかわかめの食べ方とか特徴を聞いて「ツルムラサキみたいですね」というと、「そうそう!これ親戚!あら~よくしってる!」とまたまた感心。たくさん野菜を持たされたので、袋をもらい一生懸命詰めていると、続々と人が集まってきた。どうやらお昼ごはんの時間らしい。時刻は11時30分頃。

丁度いいタイミングだと、持っていたパンプレット類を車から取り出し、お話をする。吉武さんから、会長の長沼さんにパンフレットを渡して話してきたらと促され、お話をした。

全員が集まったとこで、参加者のおばちゃんが5,6月に作ったという紅茶を入れごはんタイム。僕たちはおべんとうを持ってきていなかったので、紅茶を飲みつつゆんたく。
大学でかってるハチの話とか、テッポウムシが食べたいという話(割と受けが良い)とか、フィールドワークの話とか、べらべら喋っていると、とても興味を持ってくれて、話が弾んだ。

12時過ぎ。みんなご飯を食べ終わり、撤収の準備。写真に写っている机や椅子は、全部長沼さんが作ったのだという。新日鉄でエンジニアをしていたのだが、働いていた当時は何でもできないといけなかったようで、アーク溶接もしていたらしい。





片付けを手伝って帰りしな、冬もお茶摘みをするという。ドラム缶で作ったストーブとかまどで茶煎り、蒸して、寒茶をつくる。11月頃からやるらしい。
ちなみにこの会は毎月一回土日の2日間やっている。しないきは4月と10月。

この足で、マリンメッセに行き、ちくわくんはモデルナワクチンを打ったのであった。











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