2023年6月4日日曜日

演劇と歌曲のいちにち

 2023年6月3日(土)

職場が変わって2か月ということに驚く。

まだ2か月しかたってないのか。いろいろありすぎる。

とはいえ、いろいろあるのは新しい職場ではなく野研の方だ。

潮干狩りも奥田牧場でのパーティーもタンゴの節句もその合間に続いている助成金申請の書類作成や会計監査やハチミツの瓶詰めなんかの合間に、授業や会議は淡々と毎週毎週のリズムを刻んでいるだけだ。

今日は演劇と歌曲の日だった。

劇団「風」によるバリアフリー演劇「Touch」


ほうぼくの「希望の街」を応援する企画。バリアフリー演劇というのを体験してみたいと思って観にいってみた。

ステージ上には電子掲示板の字幕と手話通訳、会場には音声ガイドが流れていた。音声ガイドは、必要な人だけイアホンとかで聞くのかと思っていたので、ちょっと意外だった。

私は、字幕があると一生懸命文字ばかりを読んでしまいがちなのだけど、途中で、見なくてもいいんだと気がついてお芝居が観やすくなった。

手話通訳さんは、お芝居の登場人物ではないけれど、役者とコミュニケートしていた。音声ガイドも「フィリップ(登場人物の名前)が手話通訳に〇〇する」とか言っている。お芝居に取り込むことで、手話通訳が必要のない人たちにとっても邪魔にならない、どころか、面白い演出としてプラスに働いていた。

上演後に劇団の柳瀬さんからのお話で、障害者のための上演をやっては新しいバリアを作るだけで、バリアフリーにはならないから、みんなが同じものを楽しめる舞台を作っているというような趣旨の説明があった。なるほどと思った。

それと、聴覚障害や視覚障害だけが演劇を観るバリアではなくて、他の障害や経済的なことや離島に住んでることもバリアになるから、それをフリーにする公演をしたいと思っているということも。なかたねが種子島の学校で「風」のお芝居を観たと言っていたのはそいうことだったんだね。

あと、印象的だったのは、最後のシーンでしっかりと鼻をすすったりして泣いている感じのお客さんが多かったこと。だいたい、お芝居のラストで心を打たれても、他のお客さんの目を気にして静かに涙を流したり、流していないふりをしたりしてしまうような気がするけど、今日のお客はその辺りの忖度がない人が多いのか。オープンマインドなんだろうなと思った。そして、そもそも他のお客さんの目なんて、気にする必要ないよねと気がつく。


そして、今日の次の目的地の門司港へ移動。

岩田さんの酒蔵コンサートの前に、10月のイベントに向けての打ち合わせ。

マツオさんはいろんなイベントや舞台を作っている人なので、打ち合わせの準備も整えてくれていて、トントントンとポイントを押さえて建設的に打ち合わせが進む。

岩田さんのコンサートが始まると、いつものようにドイツの暗い森の中にいるような気分になる曲に包まれる。今日は満月だからか、月や星に関連する曲をたくさん歌ってくれた。

シューベルト「星」という曲はキラキラしていて素敵だった。



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