2018年8月15日水曜日

ちくわ君、師匠さんとドライヴデートを楽しむ。Ⅰ

ちくわです。帰省中のまったりした気分で、夏の思い出を一つお話ししましょう。

 大學堂で働いていると一人のおじさんに出会った。野研のみんなから“師匠”と呼ばれているその人は、自身の広い知識と経験からいつも面白い話をきかせてくれる。毎週のように大學堂に来る彼とおしゃべりしていると、山口県に骨董市があるので一緒に行くことに。ついでに瑠璃光寺や朝田墳墓群を見に行くことになった。あ、門司のパゴダにも。
 
 そして8/5、デート当日。レンタカーを借りて、師匠さんとのドライヴデートが始まった。山口県まではカーナビゲーションシステムの力を借りて、すいすい。10時過ぎにパークロードに到着。が、骨董市が開かれているようには見えない。近くの施設に入り、骨董市について聞くとちょうど休みだったらしい。肩を落とす師匠さん。とっても楽しみにしていたらしい。骨董市はあきらめて瑠璃光寺へ。
 
 十分ほどハンドルを握り、瑠璃光寺に到着。傍に、幕末の建物が保存されていたり、資料が展示されている公園がある。まず、そこを散策。

↑ここは、一階が資料館のようになっている。
↑沈流亭の二階。教科書でしか見たことなかった書院造!

 そして、本丸の五重塔。師匠さん曰く日本三大五重塔で最も美しいという。
 ↑とても大きい
↑室町時代に建てられたのだという
 ↑美しい桧皮葺きの屋根。芸術的だ。
 
 山の麓につくられているためか、涼しい。とはいえ、季節は真夏。屋根のあるところで一休み。瑠璃光寺の本殿へ。
↑仏様にお願いすれば、心もボケも治してくれるらしい。
↑神社にある鈴と似たような用途の数珠。初めて見た。

 見るものは見たので、次の目的地の朝田古墳群へレッツゴー。朝田墳墓群は師匠さんが、以前から気になっていたそう。車中ウキウキムード。
 
 さて、迷いながら道を訊きながらなんとか着いた。師匠さんはさくさく、私はにじにじ、2~3分山道を登っていくとその先に見えた。古墳群はコンクリートで覆われ、保存されている。思ったのとは違ったが、古墳と初エンカウント。
 ↑国指定の遺跡。
↑一番大きな古墳。中には入れない…。残念
 ↑棺。ほかにも石製、壺があった。
↑上から見た朝田墳墓群。
 
師匠さんは、「来た甲斐があった」と満足気。よかったよかった。

 さあ、時刻は12時。歩いて疲れたし、「腹が、減った」(「孤独のグルメ」風)。次の目的地は、門司なのでそこまでの道中で探そうと話がついた。きょろきょろしながら運転。するとちくわ君のうどんセンサーが左前に何かを察知。うどん屋だ。しかも手打ち。無視できるはずがない。師匠さんも見つけていたらしくすんなり昼ごはんが決まる。
 小さな店舗の大きなガラス窓を覗くとそこにはなんとっ…。

 高速で均一に麺を切れる業務用の麺切台がっ!欲しい。自動でないところが好感を持てる。とても楽しみ。
         ↑こんな鍋があれば、大量の麺がゆでられるのか。
 
 私はざるうどん、師匠さんはぶっかけ。コシのある麺と、濃い甘めのつけつゆ。おいしかった。つゆも自分で作っているらしかった。燃えるぜ。
 さて、食欲も饂飩欲も満たしたので次の目的地武家屋敷へ…行こうとハンドルをコントロールしていたはずなのだが、着いたのはゆめマート。そして目の前には「かき氷」の文字が。
↑かき氷をこぼさず食べる技術を伝授してもらう。

 熱中症対策はこれでばっちり。頭キンキンの状態で武家屋敷到着。
↑とてもきれいな通り。
また今度ゆっくり散策しようと約束。(次回のデートのお誘い?ドキッ!)。テンションの上がった師匠さんは、「近くにあるから!」と平家の塚に案内してくれた。
 ↑竹藪の中に突如現れる看板。
↑夫婦かな

 さて今度こそ、門司のパゴダへ行こう。下道で、カーナビゲーションシステムの案内を無視して、若干迷いながら、パゴダについた。
 
 ・・・といい続けたいところだが、長くなるので、ひとまずここで切る。続きは、Ⅱで。

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