今日は、大野城まで星先こずえさんの展覧会を見に行き、そのあとずっと取材をさせてもらった。
図録でいくつかの絵は見ていたが、実際の現物の絵はとても大きくて、布や紙を貼り合わせた独特なテクスチャーで描かれており、迫力のある素晴らしいものだった。緻密な線と独特な色遣いが美しい。力強くおすすめ。
話は苦手と聞いていたので、短時間で切り上げるつもりだったが、話が深まるうちに1日仕事になってしまった。こずえさんも、さぞかし疲れたのではないかとおもう。彼女にとっての「動物の絵」について、なぜ描くのか、なにを描くのか、などなどいろいろ語ってくれた。
「話したくなければすぐに話すのやめるので」といっていた彼女は、人にあわせることのないとても正直な人なので、私とずっと話をしてくれたのは、きっと楽しかったに違いないと思っている。
そして、今日の取材の内容は次回の民博での研究会「『描かれた動物』の人類学――動物×ヒトの生成変化に着目して」(12/12 13:00から)と、アートスペースOperation TableでのKitaQ BRUT トーク「「ヒトはなぜ動物を描くのか?-アールブリュットからの視線」」(12/18 14:00から)で報告する予定です。
おわかりのとおり、めっちゃめちゃ自転車操業な私の毎日です。
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