2017年4月18日火曜日

いきもの日曜日

みつばちの分封チェック、社長のところのタケノコ掘り、魚部の「大どじょう展」とどじょう博士の講演、
全てを詰め込んだ日曜日。

まず向かったのは、コラボラに来ておられる香月さんの畑。若松。
春の花が咲き始め、香月さんはおいていた巣箱のそばでみつばちを良く見ると言っていた。
しかし、きぞくも書いていたが、巣箱の周りに来ていたのは洋バチで、ニホンミツバチではなかった。残念。

その後、げっちょ先生の草花講義を交えながら周辺をお散歩。
予想以上に天気が良く、歩くと軽く汗をかくほど。
イノシシや鳥除けのための空砲が定期的になる畑の周りで、茶の木から新芽、のびるを採取。
げっちょ先生は木の枝で寝ていたカタツムリをお持ち帰り。一体何をするのでしょうか…?飼うのかな?

わたしは最近、この年になってようやくわらびとかのびるがどんなものかを知った。
名前は知っているけど、これまでほとんど食べたことがなく、身近な草花・野菜ではなかった。
わらびにアクがあり、アク抜きをせず大量に食すと毒でもあるということも知らなかった。

サラワクにはわらび類がたくさんあり、しかもやたらいろんなところに生えている。
タダで手に入れられる代表的な野菜だ。村の人にとってはもう普段食べ過ぎて、
食べるけどそこまで喜んでとってきたりはしない。しかし私は特に、
湿地帯に生える赤っぽいものが好きで、みつけると必ずとっていた。
ブラチャンと炒めると最高である。そのしつこい採集姿勢を、
よくおばちゃんとかお兄さん?(おじさん手前の年齢層のひとたち)に笑われていた。
日本ではこんなに大量にそのへんでとれるものじゃないよ、と言うと皆とても驚いていた。



その後、若松の社長のみつばち偵察。


ここはみつばちの楽園だった。自然の花に加え、蜜源のために多様な花が植えられている。
村上さん、その弟子という方も、今年は誘引剤(14千円!)を購入し、巣箱につけたところハチが入ったという。
皆、わたしたち若者が学校で「ちょっと残業して」同じような成分を調合した誘引剤を作り、
安く売ってくれることを夢見ている
また、これまで、そしてこれからの時期巣箱のまわりでミツバチを愛でる邪魔をするいきものたちの話も伺った。
巣をはるくも、巣箱をかまういたち、イノシシにカラス。イタチは、罠に蜜をしかけたらあっさり捕まったらしい。

大學堂のいたちは、すでに唐揚げには目もくれないので、次回は蜜が効くかもしれない。
また、イタチにしろカラスにしろイノシシにしろ、「見せしめ」にすることも必要だという。
始めに捕まえた1匹、2匹は罠にかけたまましばらく放置しておくことで、同種のものは当分その場所に
やってくることがなくなる。すべての個体が捕まった仲間を目撃するわけではないと思うが、
いったいどうやって情報共有しているのだろう。


タケノコ掘りでは、ダダの「掘りたくて掘りたくてたまらない!」という気持ちが動きや行動からあふれていた。
そして皆で竹取の翁になる。


終盤、げっちょ先生がひっそりと手にして持ってきたのが一番大きかったのではないかと思う。
沖縄にたけのこはないから、と聞いて、そういえば北海道の川端さんも北海道にはたけのこがないから、と
タケノコを欲しがっていたこと、去年はいま沖縄にいるきのことうぴっとと掘りに行ったことなどに思いを馳せた。

社長の家にはタケノコカッターという便利なものがあり、とったたけのこはあっという間にザクザク切れていった。


そういえば、他に誰かみたかしら。おととい社長がつけていた首元のスカーフの柄
社長の格好はシャツにチャック付きポケットのいっぱいついたベスト、
メッシュが一部入った帽子にズボンというように、師匠やこの年代のアウトドアをする人、というのだろうか。
同様の格好なのだが、スカーフを巻いているというところに粋を感じた。
あと、ズボンにベルトをしていながらもサスペンダーをつけている。なぜに二重なのか、気になるところだ。

そして、そのスカーフの柄だが、昆虫柄だったのである。
蝶、てんとう虫、ハエ?カミキリムシ?リアルなカラーイラストが描かれており、ちょっとした図鑑のようである。
そして、何よりもそのスカーフの結び目のところには、頭を下にしてミツバチがきれいにもってきてあった。
ミツバチが愛おしくて愛おしくてたまらない社長の気持ちを感じた。


どぜう。写真は石の下にみちみちに詰まっているヒメドジョウ。
白魚ほどのサイズ。


魚部の展示はいつもながら、情報がとても多く充実している。
はじめに、のような説明文で「全部一緒じゃん、違いがわからん」とか言うな!と釘をさされていた。
ジョーやどじょう博士をはじめとした魚部の心の叫びだろう。
見て回りながら、なんどもその禁句が口をついて出そうになるのを抑え、
ニホンに存在するすべての個体を見て回る。

どじょう博士の講演では、はじめにで示された写真に村で見た、採った、食べた魚の写真が出てきた。
引用文献のところにも「Borneo」とあり、「アレ食べてたやつじゃん!」と思わぬところでの再会。
記憶違いでなければ、「世界にはこんなにどじょうの仲間がいる」といって示された写真だったと思う。
どちらもあれ、どじょうの仲間なのか?とびっくり。講演後、博士に世界の、もしくは東南アジアの、
もしくは熱帯雨林の、さらにもしくはボルネオのオススメ淡水魚図鑑のようなものはないかと質問してみたが、
現在そういうものはないらしい。淡水魚を分類した論文を1本教えてもらった。

ボルネオは新種の宝庫で、向こうにいる間もキリギリスの新種情報なんかが届いていたけれど、
そもそも変な虫はいっぱいいるし、どれが珍しいのかとかわかんないので、
まずはこの論文を読んで淡水魚から新種探しは攻めたいと思う。


ちなみに、私が向こうに滞在していた間最も身近だった虫のアリ・ハチは、
それぞれ種類を数えて記録していたのだけれど、どちらも軽く78種類は見た目で分類できた。
水浴びをするところにはタバコの箱くらいのサイズのアメンボや、
ゲンゴロウのような水生昆虫がよくクルクル回っていた。わたしには黒い点にしか見えなかったが、
きっとイブとかが狂気乱舞する類のものだっただろう。

2017年4月17日月曜日

ハチとドジョウとタケノコと

416()
ミツバチ新居探訪、タケノコ掘り、ドジョウ博士講演、大ドジョウ展と盛りだくさんの一日。
参加者は、ゲッチョ、アルパカ、おゆみばし、いぼり、テラス、だいすけ、きぞく。

カツキさんの畑は、色とりどりにレンゲやバターカップ咲いててハチの楽園。でもやってきているのはセイヨウミツバチばかりのようで・・・。





いろいろ考えすぎてよくわからなくなっている看板。何から誰を守りたいのか、誰から何を守りたいのか。


若松のムラカミさんのところもハチの楽園。蜜も新居も選び放題。
ムラカミさんの2番弟子の男性は、ハチにはすこぶる優しくて、おぼれたハチを救ってあげて、羽を整えて逃がしてあげるとのこと。分蜂のときに群れから離してはかわいそうと、できるだけみんな巣箱に移してあげるのだとか。
ハチを飼いだしたら、そうそう草も刈れなくなった。花が咲いてからじゃないと。とムラカミさん。
この師匠にしてこの弟子あり。


タケノコを掘らせていただく

たくさんとれました


お昼に”非常食”においてあったバナナとお茶をいただいたあと、タケノコの皮をむきます。


遅刻しつつも、ドジョウ博士こと中島敦さんの講演へ。
お話を聞くと、どんどんドジョウを好きになってしまう。


ドジョウ料理の代名詞である柳川鍋の柳川で高校生をしていた頃、柳川の人は、ドジョウを食べないことを知りました。
それどころか、自分たちはドジョウよりも美味しいウナギを食べているのに、ドジョウばっかり食べていると思われていると憤慨する地元高校生もいました。
それ以来、ドジョウはちょっと・・・と思っていたのですが、
ドジョウ、かわいいです。ドジョウ、今までごめん。


ドジョウがいることが、すごく大切に思えて来ました。

そして、大学にもどったら、タケノコのあく抜き。


そして、タケノコ豚キムチに。



ただ、タケノコのあくが抜け切れてなくて、もりもり食べたら胃がせく感じがしましたが、”せく”って標準語でなんて言うんでしょうね。
「胃に違和感がある」かな。
春のものは生命力が強いので、体内に取り入れるときは食べ過ぎに注意ですね。
(きぞく)

2017年4月13日木曜日

春のスター☆ドーム練

今年初のドーム建て!

春の陽気が心地良い…というよりは、
背中がちりちりと暑いくらい日差しの中での練習です。
お昼休みの中庭で注目をあつめ、新入生ゲットなるか!?


(どこかでこんな写真見たような気がするなあ…)

東欧のたびその1

欧州の旅のたのしみには、なにをさておいても食事を一番に挙げたいものである。といっても、欧州の国々では外食の料足の高いことこのうえなく、貧乏学生にはいささか手の出しにくいものだ。ついでに言うと、個室に泊まるというものなかなか余裕がないとできない。そのため、二段ベッドのつめこまれた大部屋に泊まるのである。
たいていそういった安宿には、共同のキッチンがあるもので、わたしは朝晩の食事はそこで済ますようにしていた。外食の値段の高さとは対照的に、野菜や加工肉、日用品などは日本と比べて安いようであった。なかでも果物が安いので、オレンジや目新しいものでマルメロなどをよく食べた。

クロアチアでは、セルビア系の食べ物もスーパーに並んでおり、そのなかでも気に入ったのは、トルコなどでも食べられているカイマクである。カイマクは水牛のミルクから作ったクロテッドクリームのようなものであり、少し塩気がある。煮た果物などにつけて食べる。わたしはザダルの小さなスーパーマーケットで売っていた、よく熟れた洋梨につけて食べていたが、蕩けるような甘いのと、ミルクのコクとすこし塩辛いのがえも謂れぬおいしさであった。


クロアチアでは、先の紛争で埋められた地雷が未だに埋まったままにおいてあり、その注意のための、小さな傘のような標識があちこちにあるのだった。この紛争では何万人ものセルビア系の人々が難民にならざるを得なかったが、食べ物は追い出されなかったようだった。

(クロアチア・ザダルのホステルにて。キウイは陽気なウクライナ人にもらったもの)

ここらの人々は朝昼晩の食事というよりも、昼食はたくさん食べ、あとはそれぞれの腹具合次第だそうだ。わたしも倣ってそのように過ごしていたら、顔の線が心なしか細くなったような気がしている。


(寺田寅彦のエッセイを写しつ、向田邦子のエッセイを読みつ)



2017年4月9日日曜日

たびごはん

今回訪れたのはタイ、ラオ、台湾の3か国。
なぜ行くのって、食事にといっても過言ではないほど毎食が楽しい。食い意地!
タイ、台湾は外食文化が盛ん。ラオスは基本自炊。
そんな旅中のごちそうを順不同でご紹介~。


*カオニャオ (ラオ)
もち米。まずはこれ。
半日水につけた米を蒸す。炊けたら、粗熱をとって、ティップカオという米櫃に放り込む。
ちなみにカオは食事のことも指すんだけど、日本でもご飯が米・食事という意味を持つのと一緒だね。


*カオゲーン (タイ)
米と好きなおかずをオーダー。選んだおかずの種類・品数と値段が比例。
テイクアウトして職場や学校、自宅で食べる人も多い。
ベトナムではコムタム、台湾では自助餐という呼び名かな、
東南アジアに多いスタイルのようだけど日本でも流行ってほしい。
色んなおかずが試せて楽しいし、麺だと不足する野菜を補えるのでおすすめ。

例えばこんな。タイの屋台にて。
左はナスと豚の炒め物、右はグリーンカレー。
グリーンカレーの具は大根・魚のすり身・にら的野菜。
すり身とカレーの組み合わせって初。意外とマッチ。

或いはこんな。台湾の自助餐にて。
角煮(中華といえば!)、麻婆豆腐(中華といえば!)、茹で玉子(玉子に飢えていた)、ウリ系野菜。
って、あんまり野菜食べてないやんかー。


*カオマンガイ (タイ)
この店はソースが2種類。濃いソースと甘いチリソース。
蒸し鶏と揚げ鶏のハーフを選択。蒸し鶏のほうが、口当たりのまろやかな米にあう。

ついでにこちらは台湾の鶏肉飯。
夜市で地元民に人気のようだったので食べてみた。
おお鶏!旨味!というタイのカオマンガイよりも、
外からの味付けが濃かった気がする。あまり覚えていない。


*ラープ (ラオ)
茹でた豚と香草、味の素、唐辛子など調味料を和えたもの。
それほど辛くないので、香草さえ好きなら誰でもいける。
祭事の定番料理。つぶされる豚。


*カオピヤッ (ラオ)
米麺。
玉ねぎともやしが入った、ココナッツミルクのスープ。
学校の売店で食べたんだけど珍しく冷製。
ブアンという手前のスプーンで、麺をぶつぶつ切りながら食べる。


*ソムタム (ラオ)
ビンビンの料理でもおなじみ、パパイヤやキュウリのサラダ。
辛い。辛い辛い。地元民にとっても辛いらしい、それでも唐辛子の量は減らさない。
杵でトントンする動作をタムっていう。
タムタムした唐辛子、塩、味の素などをスライスしたパパイヤと混ぜ、
パデーという魚を発酵させた調味料をかける。
これがパデー。味噌みたい。固めたら、ブラチャンになるようだ…?
機内での爆発を恐れ、持って帰らなかったけど、次回は買って帰りたい。

祭事、大量のパパイヤをスライス。山盛り!
 


*ピンパー (ラオ)
いわゆる焼き魚。ピン=焼く、パー=魚。
内陸国ラオスで食べられるのは川の恵みの淡水魚。
火で焼いて美味しいのだけど、なんせ味の素味で。
これは生魚。


*ピンパーにもうひと手間 (ラオ)
焼魚の身と、ネギ・唐辛子など調味料を和えたもの。

こっちは煮た魚と、調味料を和えたもの。
素材は同じだけど、食感の違いで別のモノを食べてるような。


*虫 (ラオ)
これ何虫?
揚げ焼いててチリチリぱりぱり。
香草がきいてて甘辛美味い。
スナック感覚でおやつに。


*? (タイ)
これがなんと
こうなって
こうなる
ある日、タイの東北部の街ノンカイを歩いていたときに発見した。
一体何なのかは分からなかったが、丸いコロッケのような揚げ物(写真上)を注文。
屋台のおばちゃんは2つ掴むと、勢いよく握り潰した。
私の驚きを余所に、手際よくナンプラーや豆、揚げ滓をまぶし袋詰め(写真中)。
宿に戻って、一緒に渡された野菜と共に盛り付け(写真下)。
揚げピラフといったらいいのかな、豆の食感が楽しい。薄いチリ味?


*かえる (ラオ)
大きいかえるはコッ、小さいのはキヤット。
焼きかえる、揚げかえる、茹でかえる、干しかえると調理法は種々。
茹でかえるは生きかえりそうで何だか食べにくい。見た目がまんま蛙だからね。
パリパリの焼・揚・干かえる君たちは、骨まで丸ごと食べられる。


*芋圓 (台湾)
九份名物、もちもちデザート。
かき氷の上に、カラフルな団子や小豆、タピオカをトッピング。
紫はタロイモ、黄色はさつまいも。甘すぎず、むちむちボリューミー。


と、大体こんな感じ。

2017年4月8日土曜日

新歓2017


野研も新歓を行います!


ハンデル先生の白熱説明会 
〜これからの大学生活の話をしよう〜

4月26日(水)
12時15分開講
北九大 本館A-101教室にて

九州フィールドワーク研究会の活動説明会です

今までの活動、これからの活動
はたまた充実した大学生活とは何か
ハンデル先生が詳しく解説してくれます

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