2020年12月6日日曜日

青ヶ島記(大介03)

 幻のお酒として知られる青ヶ島の青酎の造りを見せてもらう。造りのプロセスもその多様性も、私がこれまでみてきた、さまざまな蔵の酒造りとはかなりちがっており、見ること聞くこと驚くことばかりだった。麹づくりも醪づくりも仕込みも独特の技術がこの島には残されている

種麹は用いず、オオタニワタリに付着させた麹カビを使いまわす。蔵付きの自然の麹なので様々な色の麹カビが生えている。ベースは黒麹と黄麹というが、この麹は緑がかった色をしてすでに胞子が出ている。酵母も蔵付きの自然の酵母を用いている。

元来、青ヶ島での酒造りは女性の仕事であり、女性の名が杜氏として記されているのも興味深かった。

戦前戦後の酒税法によって全国でお酒の自醸文化が消されていくなかで、この青ヶ島だけが税務署の目がとどかず、古来の酒造りのスタイルが残ったのだと思う。

村で酒造会社を設立し、そうした各家の酒の造りを今に残している島の人たちの努力も特筆すべきことだとおもう。青ヶ島の青酎は、日本の貴重な文化財である。



2020年12月4日金曜日

Ed searan




 やっほーみんな!

最近みんなは何してるのー?


私はらぶりーファンタスティックな夏休みの締めくくりをしたよー


まず、シルクスクリーン大会!ふふ。はあ。あんなに苦労苦労だったのに、だだの手にかかれば素敵スクリーンができちゃうなんて、、、修行だ修行だ、、そこに刷り師・IVOry&とめや、おなおしのちくわ株式会社やアイロナーきぞく、乾かし屋のはでぴメットのマリアージュ。

みんなで作った素敵作品は大學堂とおうちで大學堂で発売中!これさえ身につければ、もう貴方はタンガイスト!


そのあとは、海に行ったよ!柵のところとだんどりくんのところ。まだつけない。。。カメラも撮れない。。。ウミシカ目指してがんばるぞ。柵のところでは素敵iphoneたてを見つけたんだー!うれぴ。あと、日本のスフィンクスも見つけたよ。


だんどりくんのところでは、いぼりが人生初の魚突き!伝説をたくさん持っているもんちは、やはりその片鱗を見せてくれる。だんどりくんはもう私には宇宙の概念の段取り力で美味しい魚料理を短時間で振る舞ってくれたよ。ありがとう。


あとは門司港に私たちのイカミソカリーを搬入へ!良きポジに陳列してもらっているので要チェキラ!

勉強会で賢くなったり、美味しい葡萄を耕智ぶどう農園🍇に狩りにいったり、旦過市場の魚たちのセリを見に行ったり、下関に行ってコリアンタウンの空気まとわりに行ったり、えとせとらえとせとら、、、あ、実習おわりのるーと久しぶりにらぶらぶしたり、はでぴが捌いてくれた美味しい鯛の刺身をひんぎゃの塩で食べたり、美味しいお酒をきぞくの宮殿でのんだり、大學堂でジンラミーが流行ったり、えとせとらえとせとら


10月も楽しみだー!

2020年12月2日水曜日

青ヶ島記(大介02)

 江戸期の青ヶ島の噴火と帰島の歴史を描いた、山田常道の小説「火の島のうた」を読みはじめている。まだ途中だが、面白くてとめられない。1981年に出版されたこの本は、湿気の多い島に置かれていたためか、茶色く焼けてしまっているが、江戸期の島の様子だけではなく、これが書かれた40年前の島の生活さえも、物語を通じて伝わってくる。

宮本常一とも交流があり、彼が青ヶ島を訪ねた時に島を案内したのが、当時教員をしていた著者の山田常道である。そしてその後、島で農業をはじめ、島の将来を思い、青ヶ島村の村長にもなった人だ。民族や歴史に対する素養を持つ人ならではの、島の風土や文化に対するこまやかな視点を、物語の随所にみることができ、その詳細な記述が素晴らしい。今は消えようとしている島の言葉も、忠実に再現している。この作品は、小説でありがならひとつの民俗誌となっているのである。



そして、このタイトルは宮沢賢治をオマージュしたにちがいない。伊豆大島に来た時に賢治が書いた詩が残っている。

「火の島」宮沢賢治

海鳴りのとゞろく日は
船もより来ぬを
火の山の燃え熾りて
雲のながるゝ
海鳴り寄せ来る椿の林に
ひねもす百合掘り
今日もはてぬ

「火の島のうた」もっと読まれてよい物語だと思う。古書でも手に入りにくくなっているので、ぜひ再販し、多くの人の手にとってもらいたいと考えた。紙がむつかしければ、電子化をしてでも。

山田常一が残した島の特産品、「ひんぎゃの塩」とセットで売るのも良いアイデアかも。


青ヶ島記(大介01)

 ジャニーズコンサート並みにとるのが難しいといわれた、発売開始後わずか数分で完売するヘリコプターのチケットを、人海戦術で1ヶ月前に何とか押さえたものの、もし経由する八丈島で新型コロナ感染者が出れば入島が制限されるといわれ続け、感染の再拡大が進行する東京の状況にずっとハラハラしながら出発の日迎えた。



当日の羽田空港に着いたものの、天候悪化のため八丈行きの飛行機は最後まで運航が決まらない。もし、これに乗り損ねるとヘリのチケットも無駄になる。そもそも翌日のヘリが飛ぶかどうか。さまざまな予測不能な状況の中で、なんとか実現した青ヶ島行きだった。


そんな青ヶ島で見たこと聞いたこと、そして考えたことを書いていこう。

青ヶ島の風景


2020年11月28日土曜日

小倉ギュー

 農事センターのお祭りで、小倉牛がチャリティー販売されるということで、行ってみました。

1人100円以上のチャリティーで小倉牛の炭火焼きがもらえるのです。すごい!

テントの中で小倉牛を配るお手伝いをしているハデピのアドバイスにより、おにぎりを持参して、いざ農事センターへ。

炭火で焼かれた小倉牛の赤身は味があって臭みがなく、脂身は甘くて、塩で食べるのがオススメ。おにぎり一個で豪華ランチでした。

追加でお持ち帰りをして、晩ごはんも小倉牛。


温め直した小倉牛をバターを塗ったトーストにはさんだだけのシンプルサンド。


2020年11月19日木曜日

M1号の指人形

 

体に新聞紙を巻きつけてガムテープで形を整えるという用事が終わり、お礼として小さなおもちゃをもらい、さらに車で門司港まで連れていってもらった。電車代が浮いたのでラッキーだった。

 

この日は岩田さんが久しぶりに歌う日だった。数日前、店の1階の部屋を掃除するように言われたのはこの日のためだったかもしれない。マジメに掃除だけをするのであれば1時間もかからない。しかしどうしても集中できなくて、毎回ダラダラしてしまう。

店の中のモノに誘惑されてしまうのだ。掃除機をかけようとして動かした椅子に積まれたホコリをかぶった雑誌や、手書きで訳が書かれた付箋が貼ってある楽譜、店の空気に順応したピアノや2階の寂しそうな顔したオルガン、そして眼鏡とともに置いてある岩田さんの読みかけの本。中には仏像の写真集やヨーロッパの画家の画集もある。

ピアノやオルガンは鍵盤を弾くだけで楽しくなるし、雑誌を開けば「ああ、ここのうなぎ屋めちゃくちゃ美味そう」とか、「よく分からないけど、この絵の感じ、イイなあ」とか思って、また別の雑誌を探しはじめている。小林秀雄や開高健を知ったきっかけにもなった。高橋睦夫という詩人の本を読んでいたら、この人は岩田さんの高校の頃からの知り合いだという。

 

誘惑は止まらない。太陽を浴びたくなって庭に出ると、にくったらしいツユクサが伸びているのが見える。いくらとってもどこからかしぶとく伸びてくる。そんなツユクサを追っていくと、もう何年も動かしていないだろうという植木鉢がある。こういうものはひっくり返してみるに限る。案の定、虫が地中から溢れ出てくる。幼い頃、日当たりのわるい場所にあったトイレへと続く石畳を友達とひっくり返して虫を探していた頃と重なって、楽しくなってくる。ふと見上げると、青々としたレモンがいくつも実っている。目を凝らすと、まれに親指ぐらいの太さの青虫がよじ登っている様子が見える。もきゅもきゅという足音まで聞こえてくる。

ときおり、この庭は猫の遊び場になる。虫はいるし水も常にあるので、腹を空かした野良猫たちのオアシスなのだろう。猫を追いかけまわすと、俺にとってちょうどいい腹ごなしになることを最近知った。

 

誘惑は消えない。次から次へと、モグラたたきのように出現する。腹が減ると、もっと減らせば、いざ食事だというときのおいしさが増すだろうと考え、掃除も終わっていないまま店に鍵をかけて、門司中央市場へと足を運ぶ。「青鮮魚店」という魚屋が最近マイブームだ。ここはふぐ専門店だが、店主の奥さんが作るちょっとしたおかずが好きだ。

なかでも「鯛の南蛮漬け」が肉厚で、少し甘めで美味いのだ。これを1つ買い、先ほどの庭に戻り、レモンをもぎ取る。そして店の中で皿に盛り、レモン1個まるまる使って汁をかけて、食べる。これが美味い。毎回のように食べている。全く掃除が終わっていないのに、もう今日はやり切ったような満足感が得られる。

 

音楽を聞くにしても、虫や猫を相手に遊ぶにしても、魚を食べて喜びを得るにしても、これらは吸血鬼に噛まれることに似ていて、いったんその魔力に感染してしまったら、もう以前の健康を取り戻すことは不可能に近い。





2020年10月30日金曜日

平尾台キャラバン

 その後の怒濤の日々のために、すっかり報告が遅くなってしまいました。

10月17,18日で平尾台キャラバンというイベントに参加しました。

平尾台の一角にティピのステージができて、マルシェがあって、テント村があって、みんなで歌ったり踊ったりしながら遊ぶというイベントです。

野研はドームを建てて、五右衛門風呂を焚いて、だいすけが講演をしました。


日が暮れたら、たき火がはじまりました。ビールを飲みながら音楽を聴くイベントは、ほんとに久しぶりです。人は、ずっとこんなことをしていたのだと思うし、感染予防とかいろいろな制限はあるけれど、やはりアルコールや音楽に酔いながら体を動かしたりするのが好きなのだなと思いました。




五右衛門風呂で温まる女子たち。
足湯だけでもポカポカです。
五右衛門風呂を置いたところは、真っ暗なのだけど、わりと人通りがあったので、本格的な入浴タイムは、みんながテントに帰ってからとなりました。


平尾台は、ちょうどススキの季節です。

ジャンベとダンスのライブとか楽しいポイントの写真がないのは、写真を撮るより自分も参加してしまっているからです。

こんな報告じゃ、楽しさが伝わってこないよと思っている、そこのあなた!次のイベントには、一緒に参加しようね。