2017年7月24日月曜日

夏。祭り

はや1週間…


ほんと、小倉祇園は「見る」のではなく、かといって「見せに行く」のでもなく(かといって見てほしくないわけではない)、「勝手に盛り上がる」祭りだと思う。太鼓は単調、山車もミニマム、練りこみもなければ回転も、入水も、喧嘩もない。毎年7月1日打ちぞめの太鼓を耳にしたことのあるあなた、祇園の横を通りすがったことのあるあなた、是非一歩前に、旦過の輪に加わってみて。ライヴで盛り上がる参戦者をみてもそう楽しくはないけど、参加するのは違うはず。まあ、ひたすら祭りベストショットを狙う望遠レンズのおじさま·おばさまは、撮ってなんぼなんだろうけど。


ところで、小倉祇園太鼓は全国でも珍しい(らしい)二面打ち。太鼓を山車の前後に横向きに据えて、両面を叩く。片面は皮をピンと張った高い音の「カン」、もう片面は少しゆるく張った低めの「ドロ」。初心者は、ドロの練習からはじめる。左手と右手を交互に、バチは握手の角度で太鼓の真ん中を叩く。どこの町内も、ここまでは同じ(だろう)。ただし、叩くフリにそれぞれ特徴があって、旦過のドロは左右の上下を組み替える独特のスタイル。左右の上下を組み替えるってなんだ?文書では説明難いな。リズムはどこも同じ。あ、でも今年気づいたんだけど、魚町って微妙にリズム違うな?


今年の旦過は、代替わりを意識しているようだった。競演会大人組は青年部による新メンバー。若頭はゴトウさん。丸和前のお姉さま軍にかじはらの紫さんが抜擢。旦過の中高大生は受験やバイトに精を出し、競演会子ども組は欠場。かわりに旦過の外の人が少しふえ、小さい子ども軍が我先に叩かん叩きたい!と太鼓大人気。ともかく3日間、やいやいバチ振って楽しかったのでした。でも1年目の真新しさに勝てることって、ないのかも。ね。

2017年7月21日金曜日

八坂神社でのスタードーム作り

  今日は八坂神社でスタードーム作りをしました。7月3日に竹を6本取りに行き、7月8日に竹割り、節取りの一部をしていました。


今日は、学校で竹に穴を開けるところまで行いフレームを完成させ、八坂神社に運搬、設営。八坂神社では、竹の連結からスタートです。

 とてもいい天気で暑い中での作業でしたが、神社での作業は約1時間で終了。



最後に八坂神社の方と野研メンバーで記念撮影。
(カルピス)

小倉祇園太鼓祭り

 小倉祇園太鼓祭りに旦過市場のメンバーの一員として大學堂のもこ、つるこ、いぼりと一緒に参加した。        
練習参加初日(7月5日)
太鼓初体験の私も7月5日から本番直前まで太鼓練習に参加し、旦過の方々にバチの持ち方から叩き方、重心の移動など日々指導をしてもらった。太鼓は奥深い!!!
練習風景(7月10日)
練習風景(7月12日)
太鼓の練習は毎日楽しかった。あっという間に本番を迎え…
祭り当日(7月16日)
小倉祇園太鼓祭り当日。太鼓を打つのはもちろん、歌いながら山車を引いたり、他の地域の演奏を見たりするのもとても楽しかった。私たち旦過は小さな子供から長年携わっている方までみんなで団結して楽しむことができた。祭りっていいなと改めて感じた。

この祭りを通して、旦過の方々とたくさん交流ができて嬉しかった。来年もぜひ参加したい!と感じた。
                                  (カルピス)



2017年7月19日水曜日

小倉祇園祭りの映像


青海島通鯨祭り

捕鯨で栄えたまちの鯨祭り

最初は録音された実際の鯨の声と、子どもたちの「鯨が来たぞー!」の声でスタート。


遠くに小さく鯨が!
この鯨に向かって4隻の舟を漕いでいきます。


強い向かい風の中、鯨の両脇に舟を持っていくのはなかなか大変そうでした。



小さく見えた鯨ですが、近くで見るとこんなサイズ。
岸の近くに連れて来て銛で何度も突きます。



鯨に登って頭を突く様子。


最後は歯に縄をかけて陸にあげます。
すぐそばにたくさんのギャラリー。
実際に捕鯨をしていた時もこうやって人々が集まって来たのかなと思う風景でした。


鯨唄の披露。
通鯨組の人たちの祝い歌ですが、手は叩かず擦り合わせながら歌います。
こうやって歌っている少し後ろには鯨墓などもあり、鯨に感謝する姿勢は欠かせません。



赤フン二人。
おつかれさまでした。



鯨祭りの前と後には海へ。
綺麗な海。
ちゃんとカメラで全貌?を撮るのを忘れていました。残念。
地元の子どもが泳ぎの練習、水遊びをしていたり、市外から来た人が貝をとっていたり、海水浴場とは違う賑やかさがありました。
次は水に入る準備をして来ます。あと日焼け対策。絶対。
(るるぶ)




2017年7月18日火曜日

どっちがいい?

これ 表紙なんだけど。どっちがいい?


通鯨祭り


16日に山口県の通鯨祭りに行きました。

朝8時頃に到着したはず。


鯨祭りが始まるまでの間は海に行きました。
私は今回泳ぎませんでしたが、その代わり通の町を探索して回りました。


さすが鯨祭りをするだけあって町のいろいろな場所に鯨っぽいものが。

 

12時から鯨祭りが始まります。
録音された生の鯨の鳴き声がスピーカーから流されました。
沖の方から巨大な鯨がこちらに近づいてきます。
鯨は潮を吹きながら赤フンの男たちが乗った船に囲まれていきました。

 


鯨が目の前を通りました。すっごく大きい!想像以上です。
手作りでしかもタイヤが付いていると言うからどんなものかと思えば、本物みたいな鯨でした。

風が強くて携帯が飛ばされそうになりました。そのおかげで一番撮りたかった鯨にとどめを刺すシーンは撮れませんでした。
潮を吹くだけじゃなくて、刺した部分から血も噴き出す!演出がすごかった。
もっと簡単に「えいや、ほいさ」的なノリで「やったー仕留めたぞー」的に終わるのかと思えばそんなことはなかった。血も何度も吹き出すし、周りにいた赤フンの男たちにも降りかかっていました。


鯨を仕留め終えたあとは、子どもたちが歌います。
曲名は朝のなんちゃらとかそんな感じだったような。すみません忘れました。

  

そのあとに大人たちも歌う。
子どもたちとは違って2曲歌っていました。



初めて参加した鯨祭り。全然情報を仕入れていなかったせいで、どんなものかがわからずにドキドキしました。
車のナンバーを見ても色々なところから来ていることが伺えて、皆どこから情報を得てくるんだろうと思いました。
通鯨祭り、とても楽しかったです。
通という港町を探索して回るのも楽しかったですし、海も冷たくて気持ちがよかったです。
(鉄竜)



2017年7月17日月曜日

通にて


 開会式

地元の子どもたち、大人たち
市外の子どもたち、大人たち

みんなで集まって開会式
これからお祭りがはじまるよ

子どもたちは運動会の装い
地元の小学生は気合い十分

みんなが参加するのは和船競技会
地元の人だけじゃなくて、市外の人たちも参加するんだって
地元のテレビのタレントも来てたよ
地元の人が出している出店の取材中

みんな知っている有名人
裸の大○に格好が似てるね




この人はタレントじゃないよ
古式鯨捕鯨実演っていう祭りの演目に参加する、通称いかてつ

手に持っているのがこれから使うふんどし
一枚の布になっていて、広げると3mぐらい


実際に着た姿がこんな感じ
ふんどしは鯨祭り保存会の方が巻いてくれました
ふんどしの巻き方は力士のまわしと同じだそう





参加する二人が並んだ姿
間違い探しみたいだね
参加者は地元の人(鯨祭り保存会、ほとんどが60代以上の方)約15人と市外から来たりしている人約20人


 正面
 背面
背面マッスル
背面マッスル 
背面
 振り返る人
 元気よく振り返る人
祭りに参加して4年目の東京から来た清水さんという方に撮ってもらいました


 大阪から来たという普段は会社勤めをしているという方とのショット
旗は本番で船に掲げておくもので、右側の槍が鯨に刺す銛(もちろんつくりもの)
 左側の人が清水さん


残念ながら鯨を捕っている写真がないから捕鯨実演中の写真はないよ
捕鯨実演のときは5艘の和船にそれぞれ8人ぐらいの人が乗って役割分担もするんだよね
昔の鯨漁で分担されていた役割は船頭、舵取り、銛突き、漁夫、羽差し(鯨にとどめをさす役割)
船はパドルで漕ぐんだけど、それが大変なことこの上ない
みんなで息を合わせて漕がないと進まないし、ずっと漕ぎ続けるのも腕の筋肉がきつい
だけど船頭が進むように指示するんだから漁夫はそれに従ってただひたすら漕がなければならない

ラッキーなことに、この祭りのときだけは鯨は沖で漁師たちのことを待っていてくれる
それも海岸の方を向いて
漁師たちは鯨を追い込まないといけないから、親切な鯨の背後に回って追従するように後ろから追い立てる
追い立てられた鯨は海岸の方へ進み、逃げ場が無くなったところを銛突きの人たちが船から銛を投げたり、銛を刺すために鯨に向って跳んだり

鯨は銛を刺されて意気消沈
そこに羽差しの人が乗っかって、鼻の穴をグサリと一発
すると鯨は血を噴き出して完全に息絶える
それで漁師たちは鯨に網をかけて海岸へ運ぶ準備
すると網をかけていると、なんとここでもラッキーなことに鯨の口の中からロープの端が。

すかさず漁師たちはそのロープをつかんで海岸へ引っ張っていく
だけど鯨が重すぎてなかなか船が進まない
最後の力を振り絞ってやっとのことで海岸に到着
そして最後は全員で陸から鯨を引っ張り上げ、実演終了

そのあとは地元小学生と鯨保存会の人たちが鯨歌を歌って祭りは終わり

ものすごく活気のある祭りだった
また参加したいな