2017年7月17日月曜日

通にて


 開会式

地元の子どもたち、大人たち
市外の子どもたち、大人たち

みんなで集まって開会式
これからお祭りがはじまるよ

子どもたちは運動会の装い
地元の小学生は気合い十分

みんなが参加するのは和船競技会
地元の人だけじゃなくて、市外の人たちも参加するんだって
地元のテレビのタレントも来てたよ
地元の人が出している出店の取材中

みんな知っている有名人
裸の大○に格好が似てるね




この人はタレントじゃないよ
古式鯨捕鯨実演っていう祭りの演目に参加する、通称いかてつ

手に持っているのがこれから使うふんどし
一枚の布になっていて、広げると3mぐらい


実際に着た姿がこんな感じ
ふんどしは鯨祭り保存会の方が巻いてくれました
ふんどしの巻き方は力士のまわしと同じだそう





参加する二人が並んだ姿
間違い探しみたいだね
参加者は地元の人(鯨祭り保存会、ほとんどが60代以上の方)約15人と市外から来たりしている人約20人


 正面
 背面
背面マッスル
背面マッスル 
背面
 振り返る人
 元気よく振り返る人
祭りに参加して4年目の東京から来た清水さんという方に撮ってもらいました


 大阪から来たという普段は会社勤めをしているという方とのショット
旗は本番で船に掲げておくもので、右側の槍が鯨に刺す銛(もちろんつくりもの)
 左側の人が清水さん


残念ながら鯨を捕っている写真がないから捕鯨実演中の写真はないよ
捕鯨実演のときは5艘の和船にそれぞれ8人ぐらいの人が乗って役割分担もするんだよね
昔の鯨漁で分担されていた役割は船頭、舵取り、銛突き、漁夫、羽差し(鯨にとどめをさす役割)
船はパドルで漕ぐんだけど、それが大変なことこの上ない
みんなで息を合わせて漕がないと進まないし、ずっと漕ぎ続けるのも腕の筋肉がきつい
だけど船頭が進むように指示するんだから漁夫はそれに従ってただひたすら漕がなければならない

ラッキーなことに、この祭りのときだけは鯨は沖で漁師たちのことを待っていてくれる
それも海岸の方を向いて
漁師たちは鯨を追い込まないといけないから、親切な鯨の背後に回って追従するように後ろから追い立てる
追い立てられた鯨は海岸の方へ進み、逃げ場が無くなったところを銛突きの人たちが船から銛を投げたり、銛を刺すために鯨に向って跳んだり

鯨は銛を刺されて意気消沈
そこに羽差しの人が乗っかって、鼻の穴をグサリと一発
すると鯨は血を噴き出して完全に息絶える
それで漁師たちは鯨に網をかけて海岸へ運ぶ準備
すると網をかけていると、なんとここでもラッキーなことに鯨の口の中からロープの端が。

すかさず漁師たちはそのロープをつかんで海岸へ引っ張っていく
だけど鯨が重すぎてなかなか船が進まない
最後の力を振り絞ってやっとのことで海岸に到着
そして最後は全員で陸から鯨を引っ張り上げ、実演終了

そのあとは地元小学生と鯨保存会の人たちが鯨歌を歌って祭りは終わり

ものすごく活気のある祭りだった
また参加したいな


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