8日には代掻きを終わらせ、田植えの準備はできていた。
まず11日は私の田んぼである「豐とよ」での田植え。
コンセプトは「縄文人はじめての田植え」
前日に用意した、縄文人の服(ドンゴロス)と奴隷の服(ポリプロピレン)を着てまずは撮影会。
2~3本ずつ苗をちぎって、印のところに植えていくだけ。簡単な作業だけど、だんだん飽きてくる。思っていたより、田植え参加者が少なくて、一列植えるのに時間がかかる。後ろに下がっていくだけで無く、横移動もしないといけないから・・・。
9時から始めて、昼前には終わると思っていたけど、全然終わらない。
疲れてきたし、お腹もすいてきた。12時半ごろに休憩していたら、岩本さんがお昼ご飯にカレーを作って持ってきてくれた!
お肉がたくさん入ったカレーに、とうもろこし、つけもの、唐揚げなどなど・・・。どれも美味しかったし、お腹すきまくりだったので、つい食べ過ぎてしまう。なので午後の作業はかなりきつかった。
午後からはさっきまでしていた方法と違って、一列を半分に区切って植えていく。そうすることで、横移動は減り、後ろに下がっていくだけなのでかなり楽になった。
そして、ミュージカル風にしゃべったり、歌ったりすることで、飽きてくることも少なくなった。
昔の人が田植えの時に、太鼓ならしたり、歌ったりしていたのは飽きないようにするためだとしみじみ感じる。
16時ごろにようやく植えおわる。
わりとまっすぐ植わっていたけど、最初に植えた辺りはだいぶ抜けてしまっていた。
次の日に植え直さないと。
17日、18日は築城の田植え。
以前の野草の会で、ひとくわ農場のトミさんとイッキさんに誘われていた。
ここでは苗代を作って、苗を大きくしてから手植えをしているそう。
泊まりで行って、苗とりの作業から手伝う。
ヒエとイネをわけて束ねる作業。単純だけど集中していたらあっというまに時間が経っていた。
そしてなにより、おいしい昼ご飯、夜ご飯たくさん食べれて幸せだった。
次の日は子どもたちと田植え。ひとつ3畝の田んぼを三つ植えていく。
子どもは相当飽きるの早い。疲れたとか帰るとか文句いいまくり。
でも、なんだかんだで最後までする子もいた。
お昼ご飯食べた後は、みんな元気になって、なんと3畝植え終わるのに1時間もかからなかった!本気出した子どもはすごい。
25日は若宮での田んぼアート。
よしこさんに誘われていたのと、いろいろとお礼を言いたくて参加する。
天気は曇っていたけど、雨が降る感じではなかったので、むしろ田植え日和だ。
今回田んぼに描くのは、宮若追い出し猫のさくらちゃん。
前日に印をうって、黒い部分(絵の輪郭?)はすでに植えたらしい。
わたしたちが植えるのは黒い部分以外の中身の普通の米。
だから適当に植えてしまっても、あまり絵に影響はないとか・・・
この田んぼもかなり広かったけど、参加者が多かったので田植え自体は一時間と少しで終わった。やっぱり人数が多かったらすぐ終わるのか。
今回は特に、横移動全然なかったから早かったと思う。
で、今回の田植えもだけどやっぱり昼ご飯がおいしかった。猪汁に廃鶏の煮物、赤米のおにぎりなどなど。おいしいお昼ご飯も田植えには欠かせないとつくづく感じた。
お昼ご飯を食べながら、よしこさんと、岩国で田んぼアートをしている世良さんと話した。私の田んぼでの田植えの話とか、築城での話とかいろいろ話したけれど、どれもおもしろがってもらえてよかった。
田んぼアートのやりかたも聞いてきたので、来年はできるかも!?
最後はお楽しみの抽選会。特賞の米から残念賞のポン菓子まで。
わたしはもちろん米狙いだったけど、残念ながら当たらず・・・。でも一等のはちみつが当たった!
実は今日は初田植えから一ヶ月記念日!
まさか今年は3回も田植えするとは思わなかった。
うぬぼれかもしれないけど、だんだん上手くなってきたような気もする。
豐とよの稲たちはどんどん成長している。まわりの雑草もどんどん成長しているし、ぬいてもぬいても生えてくる。あとどれだけ草取りしたらいいのだろう・・・
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