2019年9月9日月曜日

奥能登にて

9月4日から9日まで、奥能登へ行きました。
みんなの予定は、8月28日から29日に金沢、30日に奥能登入りして、12日までの滞在です。相変わらずの途中参加、途中離脱。仕方ないとはいえ、やっぱり全部参加している人たちと、体験の濃度が違います。



さて、新幹線、サンダーバード、レンタカーとそれぞれ2時間半ずつ乗り継いで着いたら、野研メンバーと山形大のポッキーとヨネとハバトビ。そしてこの日は、宝湯へ外泊。宝湯は酒屋さんと温泉を営んでいらっしゃいます。温泉の2階は大広間です。大広間はふすまを建てて個室に分けることもできます。そして、個室になっている秘密の部屋もあります。2年前の芸術祭のときには、石川直樹さんの作品になっていました。今もそのときのなごりがあります。
まずは、お風呂に入ってから、大広間(の一角)を使って宴会です。広間には舞台があるので、それを使って自己紹介兼一芸大会。ハツメのダンス、ハデピの空手やちくわのデスボイスは野研メンバーにはおなじみの芸。ヨネはエアバトミントン、ハバトビはエア弓道をみせてくれました。いぼりの二重芸は、宝湯の橋元さんとコラボ。ほんとにスベらない芸です。愉快な宴会でした。


5日は、ポッキーカーでダダ、ハツメ、いぼり、フッキーが海へ魚を捕りに。あとの人たちは、土作り。左官のタバタさんがいろいろと親切に教えてくれます。
土を振るってワラと水を加えてこねます。それを漁網を張ったドームに塗り込んでいきます。こういう土方仕事には、労働歌が必要です。リズムが速すぎると体力が奪われるし、ゆっくりすぎるとはかどりません。ライオンキングの曲を何度も聞きながら、作業をしました。







夜は、魚を食べます。小木からキノコもやってきて、美味しいパンやチーズ、小倉から私が補給した日本酒やワインをゆっくりと。
と思いきや、家族会議が始まりました。テーマは、「きょうだいに矛盾するメッセージを送り、対応に差のあるお父さんと子どもたちのそれぞれの物語を整理しよう」です。参加者はずいぶんといろいろと整理して理解できたように思います。
訴えるのが上手な子、自分と気があう子、自分になついてくれる子、なかなか自分になつかない子、自分とペースが合わない子、などなど、いろんな子がいますが、誰に対しても同じ基準で同じメッセージを送らないと信頼関係は築けないなと、改めて我が身も振り返ってみたり。



6日は、土壁ドームの設置場所を決めて、準備したら、いよいよ壁塗りです。ポッキーたちは東京に向けて8時間のドライブ。




夜は、キノコのアレンジで里山マイスターのみなさんと宴会です。みなさんよく飲んでよくお話しします。お酒の瓶が次々に空いていきました。




7日は、午前中は芸術祭の作品見学。今回来ている人で、芸術祭に参加していたのはハデピといぼりだけなので、どんなものか観てみようという企画かな。お昼から、壁塗り隊と魚突き隊に分かれます。壁塗りには、キノコと一緒に里山マイスターの二人も参加。



8日は、吉ヶ池のお祭りの準備の手伝いと壁塗りの続きに別れます。この日で今年の壁塗りはいったん終了。来年の芸術祭本番で仕上げをします。












夜は、吉ヶ池の田畑さんにお招きいただいて宴会です。
そして、お祭りに参加します。ハツメ、ちくわ、るー、ハデピはすぐに太鼓をたたかせてもらっていました。あみつけやフッキーも挑戦します。キリコをひくのも野研メンバーが主力。というか、あるタイミングでは、野研メンバーしかひいてないときもありました。伝統的なお祭りなのに、オープンな感じです。







9日は、朝から片付けモード。余分な竹やワラを片付けて、泥のついた道具を洗います。
お昼から「よばれ」という能登のお祭りにつきものの宴会ですが、私とあみつけはタイムリミット。おっとその前に、つる子を迎えにすずなり館へ。
おしゃれTシャツですずなり館に降り立つつる子は、カルメン故郷に帰るのようでした。
それからあみつけと車で金沢へ。ドキドキのレンタカーの返却は、ほぼ全通しで「特に変わったところはないですね」といわれたので「はい!」と答えました。

そんな感じで新幹線に乗って帰宅中。もうすぐ小倉です。

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