2019年12月22日日曜日

バイオフィリア

魚部のカフェ「バイオフィリア」がオープンしました。
場所は、下到津交差点を西に行ったところ、東筑紫短大のすぐ隣です。

バイオフィリアの外観
大学とタピオカ屋さんの間にある
内装は、落ち着いた色合いで、おしゃれカフェな雰囲気。九大箱崎キャンパスで使われなくなった歴史が刻まれた什器を保存する役割を兼ねているそうで、大きな本棚や広い机の存在感が大きいですが、主役はやっぱり水槽でしょうか。それと、お店に入って正面のゲッチョギャラリーもかなり目をひきます。


ゲッチョギャラリーには新作も!

カフェ、ギャラリー、水族館、雑貨屋さん、図書室、パン屋さんなどの要素が一つの空間の中に同居していますが、うるさくならずに落ち着く雰囲気になっています。


魚部に縁のある人たちの商品が並んでいる


12月14日(土)さっそく開店記念のサイエンスカフェ。
魚部ではおなじみのドジョウ博士、中島淳さんの「ここまでわかった日本のドジョウ」というお話。

写真奥のグラスは門司港地ビール

ドジョウの唐揚げとドジョウ味噌汁を食べながらお話しを聞きます。
2時間以上、一人の人がドジョウの話しかしてないのに、なぜ話題が尽きないのか、なぜ飽きずに楽しく聞けるのか、ほんとに不思議な気持ちになります。
お味噌汁の中からドジョウがネギ背負ってやってくる
中島さんの最新作「日本の水生昆虫」は、日本にいる真水の水生昆虫の485種のうち、480種が載っているらしいです。なんだか、すごいです。しかもできるだけ生態写真を掲載しているそうです。なんだか、すごいです。
2020年1月23日に発売予定だそうです。

講演中に生きたドジョウを回覧
ヤマトシマドジョウとアリアケスジシマドジョウ


サイエンスカフェのスピーカーには、カウンターの上の壁に絵を描いてもらうのだそうです。中島さんは、ペンを受け取ると、スラスラと書き出します。
まずは、カマツカ。


「ドジョウも描かなくちゃ!」と囃されて追加でドジョウも。
描いているそばから、「アリアケスジシマですね」の声がかかります。
そうですか、アリアケスジシマですか。ああ、あのコロンとしてちょっとどんくさい感じのするかわいい子ですね。ふむふむ。

写真のピントが合ってない!
実物をお店で確認してくださいませ

次回のサイエンスカフェのスピーカーはゲッチョ先生。またまた素敵な絵が期待できますね。

革製のドジョウも販売されていました

バイオフィリアのサイエンスカフェは、楽しくてためになるお話しを聞けて、美味しいものを食べれて、壁に素敵な絵が増える現場に立ち会うことができる、かなりお得なイベントです。

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