2020年3月4日水曜日

ニュート・スキャマンダーと刀削麺

 先週の木曜日の出来事。
 高校時代の友人の葵一が遊びに来るという。ちょうど誰もいなかったのでゼミ室に呼んで一緒に石垣島のアイスを食べていると、やってきたアルパカから盛青で青ヶ島のアリサさんたちとご飯を食べるという話を聞いた。部屋で男二人で飯を食ってもつまらんので、葵一も盛青に誘った。突然だったので少し戸惑っていたが、嬉しそうだった。

 盛青へは歩いていった。普段歩かない道を選んだので、少し街並みが新鮮だった。アリサさんたちが到着するまで少し時間があったので、ファミレスでドリンクバーを注文してのんびりしていた。福岡方面や関東に進学した他の友人たちの近況や、互いの今の生活について少し話をしていると、メールが届いたのでファミレスを後にした。

 盛青では主に大澤監督やアキバさんと話をしながらご飯を食べた。アキバさんの学校(武蔵野美術大学だったっけ)に友人が進学していたこともあって、なんやかんやで縁があるんだなあと感じながら、葵一と辛い辛いと言いながら食べた。大澤監督とは、「死ぬ前に食べたいものはなにか」という話になった。私は生姜焼きが食べたい。

 紹興酒というお酒と梅酎というお酒も少し飲んだ。なぜか葵一は少し遠慮がちだった(じつはアダンサミットの前日に私は葵一の部屋に泊まっており、そのときはかなり度数の強いお酒をガンガン飲んでいたので、この日は不思議だった)。

 葵一は細身なので、アキバさんから「ニュート」とあだ名をつけられた。つけられた本人はなんとなく嬉しそうであった(ニュートが知的なキャラクターというのもあるのだろう)。

 皆それぞれ楽しそうに会話をし、時間も遅くなったので、互いにさよならを告げて帰路につく。

 部屋にもどると軽い服装に着替え、机を部屋の真ん中に設置し、葵一が買ってきたお酒を並べ、少しずつ飲みながらいろいろな話をした。途中からシマヅも加わり、キーボードを弾いたり聞いたりして遊んだ。私は少し酔った状態で覚えている限りの曲を弾き、遊んだ。

 窓の色が淡い水色になってきたのを見たところで、眠りに落ちた。

 起きると、葵一は机の下で丸まっており、部屋の隅にはキーボードのコードだけが絡まって落ちていた。

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