かつて茶園だった住宅地の中に、ほんの1ヶ所だけ昔の茶樹が残されている。
ここの茶葉は少し赤みがかかっており、昨年、紅茶にしたところ、甘くて美味しいお茶ができた。
茶樹の品種はわからない、すくなくともヤブキタではない。 これから萎凋の作業に入る。
一晩、萎凋させた茶葉を、しっかりと揉む。
するとこんなに小さな球になってしまう。できるお茶はほんのわずかである。
よくほぐして袋に入れ、次は発酵のプロセスに。ここでまたちょっと休憩。
さきほど発酵と書きましたが、正確にいえば酵素による酸化です。しっかりと揉んだ茶葉を、乾燥しないように袋に入れると酸化が始まり少し暖かくなってきます。
そしていよいよ最後のプロセスは。その酸化を止める火入れです。火入れは加減を見ながら進めます。
はいできました。おあがりよ。
おおっ。甘い香りがしっかり。おいしいっ。
今年の紅茶も、上手に仕上がりました。
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