2020年4月5日日曜日

あずきしまではない


かもめと触れ合えるフェリーに乗り、新岡山港から小豆島へ。
かもめがこんな近くに!
ああ、羨ましい。僕も触れ合いたい。
くちばしが目に入ると痛いので、目はしっかりつぶって待つ。
ひたすら待つ。
待つ。。。
「かもめたちはきっと、誰が先に触れ合うか争ってるんだろうなぁ」

と、かもめの大行列を期待し目を開けると、
そこは小豆島だった。
あんなにたくさんいた天使たちは何処へ行ったのだろう。
考える暇もなく、上陸。
我々には宿がない。急ぎテン場を探す。

テントを張り始めるころにはすっかり日が暮れていた。
だが、テキパキと火を焚き、晩御飯を食べと晩酌をした。
優雅な気持ちで就寝。

朝起きると、目の前には、
きれいな海が。

思わずぼーっとみとれてしまう。

テントをささっと片付け、朝ご飯。
ああ、優雅だ。朝にパンなんていつぶりだろうか。
しかも海辺で。
周りを見渡すと、そこにはすずめがいた。
も朝ご飯を食べているのだろうか。
朝ご飯を食べるチュンチュン略して、朝チュン


さて、今日は、とめの学会発表。参加するのはとめ含め三人。
ほかの三人は、別行動。
発表は昼過ぎ。
昼ご飯を食べよう。
そうここは、小豆島。手延べそうめんの国だ。
わくわくが止まらない。

行ったのは、「手延べそうめん館」
そうめん愛あふれるお兄さんがそうめんづくりを見せてくれた。
触っていいということで、そうめんに群がる。
手打ちうどんをはるかに凌ぐ弾力と伸び。
小豆島の手延べそうめんの粉は中力粉オンリーだ。
ASW(オーストラリア・スタンダード・ホワイト)という種類の小麦を粒状で輸入し、
日本で手延べそうめん向きに製粉したものを使っているようだ。
塩は一キロ当たりの量が手打ちの讃岐うどんよりも多い。
こしがありすぎて、麺棒で伸ばすのは困難だろう。

そうめんも一番最初の水回しが一番重要で、ここを失敗すると、乾燥させたあと、割れてしまうらしい。
朝五時から、水回しと踏み(機械でプレス)をし、麺体を板状に伸ばし、内側に巻きながら、棒状に成型する。この太さは、完成時の太さと長さを考えて決めなければならない。
理想の太さの麺体を細い二本の竿に8の字をえがくようにかけて、二時間熟成。
少し伸ばし、熟成。これの繰り返し。
最後ハタと呼ばれる枠を使いながら背丈よりも少し高いくらいまで伸ばす。
箸でくっついた麺をはがしながら、半日から一日かけ乾燥。
天日干しや室内乾燥を使い分けながら。

うどんを作るより大変だ。
こんなに手間のかかるものだったとは。
流しそうめんするとき、一本でも取り逃がすなんてできない。

そんなことを思いながら、
実食。
かむと、ぷちんっとはじけ、その後もちもちとする。
うまい。
生そうめんと乾麺があるが、「手延べそうめん館」のお兄さんは、
乾麺が好きだという。
ぷちんっとはじける食感が生そうめんには少ないかららしい。

そうめんを堪能した後、
とめの発表だ。
部屋の扉は、開け放たれており、扇風機が回っている。
参加者も少なく、席は一人一脚長机。
とめの質疑応答にはたくさんの人が手をあげ、活発な議論が繰り広げられた。
休憩時間にもおおくの人がとめに話をしていた。

すこし解放感を滲ませるとめとともに、次の目的地へ。
ここはヤマロク。醤油屋さんだ。
創業150年の老舗。

創業当時から使われている(と思われる)たるにはびっしりと150年の歴史。
長い年月をかけ作られた100種類以上の菌(乳酸菌など)が、
ヤマロクの唯一無二の味を生み出す。

この子で一年。あと一年熟成させるらしい。
ちなみに画像は、再仕込み醤油のたるである。醤油で醤油を仕込んだ醤油だ。
うまみが強く、刺身醤油としても使える。
ヤマロクでは黒豆醤油(丸大豆よりも後味がすっきりしている)と再仕込み醤油(丸大豆)を木樽で、出汁醤油、ポン酢を無添加で製造している。
さしみ醤油も製造しているが、こちらは、業務用で、添加しているということだ。

次に向かったのは、
マルキン。
記念館が立つほど大きな会社だ。完全に機械化されている。
小豆島の人たちに人気な出汁醤油「つゆデラックス」は「マルデラ」と略されるほど
の愛されっぷり。

「まるきんぎょ」というキャラクターもいる。

いい時間になったので今日もテン場をば。
とてもいい場所発見。
我を忘れて戯れてしまった。


ド〇えもん?も一緒に晩御飯。

次の日。
四国へ。

三谷製糖の和三盆。

四国は広い。
もう宿の時間だ。
今回はゲストハウスに。
家庭感
このゲストハウスのオーナーさんは、フィジークの大会にでていたという。
そんなオーナーさん曰く、香川県民はお酒を飲む人が少ないという。
酒よりうどんか。いいね。うどん屋は15時までしか開いていない。
翌日に食べよう。

というわけで、やってまいりました「松下製麺」
高松の人で知らない人はいないだろう。
素うどん一杯230円。
讃岐うどんらしい太めの麺、ただし、案外柔らかい。
そしてあっさりした出汁。いくらでも食べられる。
ほんとに。

つぎに、
「田村うどん」

僕はここのだしが大好きだ。いりこベースの甘めの出汁。
うすいという人もいるかもしれないが、ここまでいりこを前面に出した
出汁を僕は知らない。麺は松下よりさらに太いが、どうように案外柔らかい。


最後のほうは(最初からか)食い倒れの旅のそれであったが、いい旅であった。
また小豆島行きたい。
祖谷渓も。






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