2018年3月17日土曜日

溝上酒造蔵開き

"センベロ”という言葉がある。
新しい広辞苑に載っているかどうかは寡聞にして知らないが、1,000円払えば、ベロベロに酔える良心的な値段設定のお店を指す言葉だ。
そんな言葉を思い出したのは、溝上酒造の蔵開きに向うシャトルバスの中だ。大蔵バス停のすぐそばにある、大蔵市民センタ―から溝上酒造まで20分間隔でピストン輸送してくれる。座席に設置してある案内で蔵開きの予習をする。100円のお猪口と500円6枚つづりのチケットを買うと好きなお酒が飲めるらしい。ただし、チケットで試飲できるお酒は9種類。チケットひとつづりでは全部飲めないから、2つづりとお猪口1つで1100円。それだけ払えば、無料試飲も含めて、一日中、好きなだけお酒が飲める。

まさにセンベロだ。

一般的にセンベロで飲めるお酒は、人が飲める最低限のお酒であることが多いが、このセンベロでは、純米大吟醸も飲める。

私が到着したのは、ラスト30分くらいで、かなりハイピッチで飲まないと全部を味見することが出来ない。次々と味を確認しつつ、販売コーナーのいぼりとハデピに何を買うべきか相談する。鑑評会レベルのお酒は試飲させてくれないから、ふたりの情報が頼り。

春らしい日和で、人々はそれぞれ座り込んでお酒を飲んでいる。適当なつまみとおいしいお酒があれば、日本人は地べたに座ってお酒を飲みだす。城島の酒蔵祭りでも見た光景。ここに桜の木があれば、まさに花見だろうけれど、桜には早いし、たぶん、ここに座っている人たちは、桜があるかどうか気にしていない。
おつまみは、豚バラや牛タンの串焼き、天然酵母パン、ししゃもの炭火焼、海老天ぷら、から揚げ、酒粕ケーキなどなど。

無料試飲コーナーで会った陽気な男性は朝からずっと飲んでると言ってご機嫌だった。いかにも社交的な女性は明日も来たいけど仕事だー!と言いながら、絞りたてのお酒をくいっと飲み干していた。無料試飲担当の湯川は、朝からお酒をつぎまくって「もうヤバいです」。

帰りのバスで同乗したグループに小学校と中学校のALTの先生がいた。サケはラムとかヴォッカと違って喉に優しいから飲み過ぎるね、と笑っていた。スクールカウンセラーは全くだと同意しながら、学校では見せられない姿ですねと首をすくめて笑い合った。

この最強のセンベロ、明日まで開催中!午前中から行って、一日楽しむのがおすすめ。

2018年3月14日水曜日

日本山妙法寺別府道場、酒迎上人(インド国籍)、友人の友人

 平成30年3月13日(火)、日蓮宗の高僧である酒迎上人(数え92歳)を日本山妙法寺別府道場へ訪ねました。酒迎上人は西本さんの友人で原発反対運動仲間、同時にJ君の友人(インド人)がインド国籍取得時の保証人という関係です。
 酒迎上人は、「ヒンドゥー教なるものはdharma(人生の処し方)であり仏教のようなreligionとは異なる。ヒンドゥーは人生を楽(常楽我浄)、仏教は苦(苦行無常)と捉える。ヒンドゥーはヴェーダ(インド哲学の叙事詩)から発し、仏教は釈迦の教えである。」と語りました。
 酒迎上人は特攻隊の生き残りで、戦死した戦友を供養するために仏僧になったそうです。現在インドの仏教は小乗仏教、インドにあるメイドインジャパンの仏教寺院は大乗仏教、ダライ・ラマも大乗仏教、写真のバコダも門司のバコダ(ビルマ仏教)と異なる大乗仏教です。



2018年2月25日日曜日

タイ


こんにちは。今、タイに来ています。


昨日、バンコク郊外の寺で気になるものを見つけたので、紹介しますね。
これって、あれ? 


 そして、これはあれ?それともイミテーション?


分かりにくいけど、仏像の上、作り物の木にくっついてるやつ。


もうひとつ、これはあの、有明海で見たやつだよね。



2018年2月5日月曜日

スタードーム派遣@乳頭温泉


雪の中、建ったところ。

数時間でこうなる。

カメラを雪に落としすぎて、ピントが合ってないけど、
ライトアップでこんな感じ。
雪と透明ドーム、とても親和性が高いと思う

おまけの秋田犬。むくむく

2018年1月10日水曜日

踊る旅人 能楽師・津村禮次郎

にいなにて
 正月の北方シネマ「踊る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像」を観た。
ざっくりですが、感想を述べます。

内容は、思っていたよりもずっと長く、ほぼ舞台裏、制作の時間をみせるものだった。それは過程(process)、対話、旅(journey)と呼ばれていた。

般若だよ
 ドキュメンタリー映画は、映像そのものは取材されている対象なのだけれども、観る者に具体的におもしろいほど伝わってくるのは、監督の言いたいことなのだ、と改めて思った。たとえば、言葉にして演説や発表するよりも、言いたいことが伝わってくるからおもしろい。蛇足だけど、政治家は街頭演説や公約発表をおこなうよりも、課題としてドキュメンタリーを自分で撮ってきてもらって有権者に見せる方が何考えているかわかっていいかもしれない。

最適な解を得ていくのに有効な「旅」という方法、それを鮮やかにやってみせる能楽師・津村禮次郎。この方法って、おもしろいしすごくない?この人はこんなふうにやっているんですよ、とたたみかけられる2時間だった。

裏は案外かわいい
 私もかつて、漁撈でもって世界の海を旅した人たちに話を聞き、その旅を可能にした技法について論じた(旅回りのテクネー)。この映画の旅に興味を持ち、旅をおもしろがり、旅を分析する過程には共感を覚えるところが少なくなかった。

あと印象深かったのは、映画の中で語る津村禮次郎も、ワークショップで語る津村禮次郎も極めて論理的に整然と話をするところだった。能の型とは、数学における数字や方程式みたいなものだろうかと思った。他者との対話を続けるのに必要不可欠なものである。

能の舞台自体は非常に緻密に構成されている。説明しがたいものを浮き彫りにするために、説明できるものに関しては、できるだけ簡略化し、明らかにしておくという徹底ぶりだ。ここで説明しがたいものとは、人の情動、狂気である。

CGよりも雄弁な能面
 津村禮次郎は、20歳前後から数十年をかけて能の型の習熟に徹底的に勤めてきたという。40歳ごろから、他の芸能との創作をはじめている。
あ、誰かににている。はんぞーに似ている!

自分の人生に置き換えてみて、数十年かけなければ習得できない型を会得し、それを自由に用いて他者と対話を行い、それによって新しいものを創出することができるのか、と問うてみる。しかも、それらすべてができてなおかつ、会得した型の技術に奢らず、軽やかに他者に対して気さくでありつづけ、自分の旅を楽しむ津村禮次郎のようになれるのだろうか。

帰り道、たまたま金沢で能装束を着せてもらったよ
 津村禮次郎になることは並大抵のことではない。時間もあまりないような気がする。しかし、そんなふうに一生をかけてできる生き方があるということを知った。今回、津村禮次郎に会うことができて、とてもラッキーだ。こういうことは、そうめったにない。フィールドでの僥倖も、そういう人との出会いにつきる。
ところで、月に一度、大学でドキュメンタリー映画を観ることができるなんてとても羨ましい。今回観た北方シネマ予告編の紹介の映画も、どれも全部観たいと思った。とくに、「抗い」。それから、ヘンな人物を直観的に見出して追っかけている感がひしひしと伝わってくる「息の跡」。いったい何かわからない故に、見てみなければと思ってしまった。
(きのこ)

2017年12月22日金曜日

>モコさん、テラスさん、
 今年の5月に赤入れしていただいた生態人類学会ニュースレターの原稿が、近々日の目を見るようです。ありがとうございました。
>ジョウさん、
 文化人類学会との違いについてお知らせします。1)図のタイトルは図の下中央 2)表のタイトルは表の上左寄せ 3)章の数字のあとはコンマなし 4)数字は全角です。

2017年12月16日土曜日

インド、西ベンガル州、チャンダンナガル自治体、アルタラ村、パンパラ南部集落、ゴーグルマップ

12月13日(水)のゼミで、主調査地であるパンパラ南部集落を、グーグルマップ上にアポイントするとことになりました。Panpara Nabin Sangha-(PNS)で検索するとすぐに見つかります。1月~2月の現地調査でも確認して「模式図」の精度を高めます。