三月の沖縄以来の海。
山口県は鯖釣山の近くの浜にたどり着く、朝9時前。
僕はまだ魚を取った経験がない。銛を持った事はあるが、遊び程度で突けたためしがない。それ以前にそれほど深く潜ったことすらなかったから、とりあえず今日はなるたけ深く、長い時間潜る事と、1匹でもゲットするという目標を車内でひっそり立てていた。
台風の影響か、少し風が吹いているが、連日の猛暑でくたびれた身体にはちょうどいい気温だ。何気ない顔をして入水の準備をしていたが、多分浜にいる誰よりもテンションが上がっていた。モチベーションは最高Maxありがとうしあわせ。
のはずだった。
早速潜水。海が死んでいる。Dead Sea。
魚が全然いないのだ。南無。
こんなのしかいない。
仕方がないので、普段食べないような魚に手をだすはめに。
大ちゃんのとってくれた魚でお昼を済まして、また潜りに行く。
銛を片手にテトラポット近くで魚を探すと、午前中は見つからなかったような魚が漂っていた。とにかくここで一匹とらなければいやらしくアルパカに自慢できない。午前中にみた大ちゃんの動きをなんとなく思い出しながら魚の隠れていそうな岩の間をのぞく。それを繰り返すこと数回、突然目の前に大きめのイシダイが現れた。あわててイシダイの正面めがけて銛を突くと、なんと刺さったのだ。そして逃げられた。南無。Dead Sea。
虚しく海上に上がって息を整える。イシダイに逃げられるイカ。無念この上ない。
結局、2時間潜り続けたがとれることなく終わってしまった。
魚の見つけ方、潜水のタイミング、獲物との距離感がまだまだつかめていないのが今回の敗因である。課題が山積みだ。今夏中にとれる様になりたいものである。
これはぼら。
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