ひさしぶりに、山に登る。
大した高さでもないし、頂上まで行く目的でもないけれど
途方も無い上り坂を登りきるのが意味もなく楽しいのだ。
道程で身につけたクレソンの匂いを纏って、皆より先に
半蔵氏と二人でダムに着いたため、サイクリングコースをまったり走る。
僕らが若い男二人からなのか、はたまたクレソン巻男のおかげか、山道をウォーキング
する人たちによく話しかけられた。
山とは出会いの場だ。
普段道端ですれ違ってもおよそ立ち止まって話したりしない人たちと気軽に会話することができる。
山とはそういう力を持った場所なのだ。
新しい人と今後長くつながっていくかどうかはわからないが
せっかくだからまた何か一緒に楽しいことをやりたいと思いながら
もと来た道を下った。春の夕暮れの少し寒い風をきりながら
そんな感じでいいのだ。
おまけ
「ローランドを探せ!」
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