メンバーは、ハンゾー、イカテツ、ハデピッピ、きぞく。
車の中で、雪浦のトクローさんに電話して泊めてもらうアポを取る。
きぞく以外は、初めての雪浦。童心窯のギャラリーにはしゃぐハンゾーとイカテツ。なぜかテラスで寝るという。しかもイカの寝袋はペラいのに。
翌朝、海を散歩しながら玉をひろう。きれいなものだけ持って帰る。
2016年に嵐の雪浦ウィークに参加して以来、2年ぶりの雪浦。ちょっとずつ変わっている。
犬のマルコが愛想を振りまいていた家は空き家になっていた。
ドームを建てる砂浜はますます狭くなっていた。
初めての温浴博物館。
レコードもたくさんあるがレコード以外のものもたくさんある。
ついつい、いろんなレコードをかけて遊んでしまう。
いかんいかん、時間がなくなるよ、と外へ出たけど、イカテツがレコードの販売コーナーに吸い寄せられてなかなか抜け出せない。
久留米絣の「さしかた」さんでは相変わらず素敵なハーモニーが聞けた。
テクノ工房はウィークに参加していなかった。
でも健在。のぞいていたら、中に招き入れてくれた。
地人舎では藤田さんのお嬢さんが焼き物の販売と組紐のワークショップをしていた。
ちょっと図々しいかなと思いながらも、お仏壇に手を合わせさせていただいた。私自身は、雪浦でお話しを聞く機会も2回くらいしかなかったし、それプラス、北九大での講義を聞いたくらいのご縁しかない。
手を合わせながら、誰かが亡くなるということは、その人の知識や思考や思想なんかも失われてしまうということなんだなと思った。取り返しが付かないような気持ちになってしまう。失ってしまったことの価値に愕然とするし、それに対して、ただ愕然とするしかない自分にガッカリもする。
帰りの車の中でハデピッピから「最近悲しかったことは?」と聞かれたけれど、その答えは、「偉大な知識人を失ったことを突きつけられたこと」だよ。
私が地人舎で組紐のブレスレットを作っている間に他の人達は、ガールアグリで収穫。
5時すぎには雪浦を出て、早めの晩ごはんに手打ちそばなどすすって武雄温泉で汗を流してから、イカテツと別れてきぞく実家へ。
佐賀県立美術館編へつづく。
0 件のコメント:
コメントを投稿