2018年10月18日木曜日

新発見 門司港の魅力

先日、門司港ツアーに参加した。
大ちゃんに山田緑地と廃墟散策のどちらが良いか聞かれたけど、迷うことなく廃墟の方を選択した。(だって楽しそうだったんだもん)

今回実際に侵入した廃墟は1軒だけだったが、どの廃墟も、家具や内装を見ると昭和で時が止まっているようで少し不気味であり、またもの寂しくもあった。
残念ながら(?)幽霊的な何かと遭遇することはなかったが、十分スリリングな体験ができたと実感している。あまり多くの廃墟に行けなかった分、今度は大人数で行ってみたい。

廃墟の後は初の三宜楼に行った。前期の自然学のまなざしで大ちゃんがチラッと話題にしていた頃から気になってはいたので、すごく嬉しかった。大勢の芸妓さんが居たという三宜楼は、欄間や下地窓の種類が豊富で見ていてとても楽しかった。名前を聞きそびれたが、三宜楼や門司港の話を教えてくれる方がいて、門司港の歴史を少し知れて良かった。三宜楼の良さは写真だけでは伝わらないので、ぜひ実際に行ってみてほしい。

三宜楼の後は焼きカレーメインのお店となってしまったピピに行った(それでも種類豊富で楽しめたよ)。私はノーマルの焼きカレーを頼んだが、それでも少し辛かった。白米と玄米が楽しめる野菜多めのカレーで、風味から推測するとご飯の中にレモンの皮が細かく刻んであった気がした。オシャレ~
大ちゃんは辛いガパオカレーを平然と頼んでいてすごいなぁと思った。

午後からは比文の先輩達8人程と一緒にカボチャドキア美術館に行った。まずは館長のトーナスカボチャラダムスさんから深い話を聞き、作品鑑賞した。実は前期にも訪れた事があるのだが、細部までこだわった作品は何度観ても飽きない。気に入った作品もあるのだが、買うとなると高いのだろうなあ~...

その後は工芸作品を観に行った。実際にはほとんどが(恐らく)刺繍作品で、作品は1点だけだったが、とても可愛いものばかりでウキウキした。女子なら気にいること間違いなしだろう。ポストカードを買っておくんだったと今になって後悔...。作品が公開されるのは一年に12度らしいので、来年もぜひ行きたい。

最後に、岩田酒店で開催されるコンサートに行った。まず行って驚いたのはお店の外観。話を伺うと明治末期の頃(日露戦争の23年後)に建てられたようだ。ぜひ一度は三宜楼と共に足を運んでみてほしい。
コンサートはシューベルトがメインで、低い歌声とピアノの音が綺麗に合わさっていた。普段からクラシックはあまり聴かないため、初めて聞く曲が多かったけど、それでも楽しめた。あと少しで70歳にもなるのに、120分間ものあいだ1人で歌い、演奏していて驚いた。基本的に毎週土曜に行っているらしいので、また行きたい。

門司港には割と頻繁に行っている気がするが、この日は普段とかなり異なった体験ができ、門司港の新たな魅力に気づけて楽しかった。









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