秋になって乾燥した空気を心地よく感じるようになったころ、ボクらは週末ごとに竹を切りに行く。
先週はみやまのゴルフ場のそば。
ルーとハツメは初めての竹切りだ。
いぼりとモコは棟梁だし、テキパキと仕事をこなす。
イカテツは棟梁じゃないんだけれど、芸術祭のときにずいぶんたくさん竹をきったらしく、手慣れている。
るるぶの竹切りの経験値については、聞きそびれたな。
今週は、小倉南区。
とても政令指定都市の中とは思えない、のどかな風景が広がる。
今回は、ちくわとゆがわが初参加だ。
ちくわはトラックが運転できる。
アルパカやだいすけなんていうベテランの棟梁も参加していた。
ビンビンは、行きがけの車の中で、ここは平尾台のそばかと聞いた。
「実際のところ、ボクにも正確な位置はわからないんた。」
きっと二人だけなら迷子になっているねと笑って、アルパカが運転している車の後を追った。
その車には、モコといぼりも乗っていて、今はこの二人が一番活躍している棟梁だな、なんてことをぼんやりと考えていた。
この日は、マダケをずいぶんたくさん切った。
ドームにするには多すぎる。
ボクら、ドームだけじゃなくってスプーンや箸立ても作る気じゃないかな。
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