6月18日・日曜日は父の日、ということで秘密の儀式において父祖などなどに思いを馳せてきました。
アフリカから来たムビラ奏者シンボッティ師匠は、コンサートではなく儀式のつもりで演奏するのだという。儀式で演奏する人はジンバブエではなんと呼ばれるのだろうか。
シンボッティ師匠とそのお弟子の方々が使うのは、洗面器くらいの大きさで、周りにタンバリンの小さなシンバルみたいなものがついたムビラ。いわゆる親指ピアノの部分だけではない、大きめサイズのムビラだった。わたしは両手に収まるサイズのムビラのイメージしかなかったので驚いた。
儀式は師匠と、お弟子さんの二人で行われた。お弟子さんのお話をすくい上げるように師匠は演奏をはじめる。
繰り返され、波のように訪れては去っていくリズムと取りどりの音たち。
ミニマルミュージックはこんな音楽に影響を受けて生まれたのか、西洋の音楽家たちがやることなくなって元の形を思い出したのか。
わたしは思ったよりも上の空状態になれなくて、たぶん踊ったり自分が演奏したりするほうがもっと強烈にどうにかなれちゃうのにな、と思った。
シンボッティ師匠は、生き残るという表現をよく使うとお弟子さんはいう。
生き残ったみんながいてくれてうれしいなって考えています。
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