2018年9月23日日曜日

石垣島日記①


9月23日

もうすぐ石垣島に来て2週間になろうとしている
時間の速さを感じつつも、毎日がいろんなことに溢れていて
まだ2週間たっていないのかとも思う。

今までは野研メンバーと一緒にフィールドワークをしていた。ついていけば
面白いことにすぐ出会えていた。
けれど、ここでは自分の行動次第で人と出会えたり
面白いことを発見したり
考える場面に出会えたりする


そして、ある人が教えてくれた
「石垣島は日本の縮図だよ。」
私は、日本の政治についてどれだけ無知だったのかと思うと、とても恥ずかしい
ここ、石垣では自衛隊配置や基地問題で政府と戦っている。
どこか、画面の中の時事問題であったことが目の前で起きる毎日。




この2週間で学んだことは、「対話する」という
当たり前のこと。
だけれど、いざ知らないわからないというときに
この対話を怠ってしまうように感じる
話して、話して、時間を共有する
普段の生活では当たり前かもしれないけれど
ここにきてとてもその大切さを学ぶ。
反対しあう人間関係がすぐ隣の家の人とあるという距離感だからこそ
対話していくことが重要なのだろう。


と、考えるこのごろ。

さてさて、昨日は年に一度の「とぅばらーま大会」八重山民謡の祭典である。
福岡を発つ前からとても楽しみにしていた
また、会場に着くと人にあふれていてこの大会の知名度を感じた
この大会は予選・本選があり、予選で選ばれた人達が本選に進み
その審査がこの会場で行われる。



本選に進んだ一人に、80歳という
今大会最高齢のおじいがいた。その歌声は素晴らしい
このおじいに会ってみたいと思い
大会が終わると玄関で出待ちをした。最後まで残ったけれど
会うことは出来ない・・

配られたプログラムには名前と住んでいる市のみ書かれていた
これは探すしかないと思い、人に尋ね歩き
さすが島だ
家にまでたどり着くことが出来た
けれど不在・・・

フィールドワークノートを破り置手紙を書き
玄関の隙間に滑り入れる
仲良くなった畳屋に寄って帰ろうとしていたところ
電話がかかってきた。おじいから「今からきてほしいと」
もう登野城まで帰ってきていたがまた新川までテクテクとんぼ返り

おじいは八重山の民謡に興味を持ってくれたことがすごく
うれしいと。わたしもうれしい。
これから毎日習うことになった
「私のすべてを教えてあげる」
これは頑張らねば・・とても楽しみだ
早速おじいが大会で歌った歌を一緒に歌う


12月に開催されるアダンサミットも
着着とすすみ始めている
節子さんを始め、島の人たちで作りあげられている最中
私は本当に微力だけれど、すこしでも力になれればと




なんだか流れのない文章になってしまった

  はでぴ 














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