8/10〜12、私たちは、若松の逆水浜にいました。
スタードームをたてて、
ご飯を食べて、
劇は、"フェードル"を見ました。
(海に来る前は、アイアンシアターで"贋の侍女"を見ました。)
海で劇を見たことがあるのは、
観劇家の中でも何人いるのでしょう。
きっと、思うよりずっと少ないと思います。
劇場じゃないところで見る劇は、なんだか、みんなで一つの感じがもっと強調されます。
だって、舞台と客席のような明確な境界がないからです。だから、なんだか、舞台上で観劇しているような、贅沢で優雅な気分でした。
でもどうして"フェードル"を海で魅せる必要があったのでしょう。
Oh,私はペーターに聞いてしまいました。
そこにはネプチューーーーンが関係しています。その神様は海の神。そして、フェードルの侍女・テリーヌが死んだのも、イポリットが死んだのも、海。今回はフェードルも、毒を盛った自分の身体を海に還しました。この作品に海は欠かせない存在だったのです。
そして私は初めて西洋の古典の劇を見ました。ずーっとずーっと思っていたことは、台詞が存分に長いのです。ね、日本の万葉集なんか超シンプルに想いを伝えているのに、、、だから私にとっては日本語を聞いているのに、翻訳が必要でした、、、、大學堂で日本語が話せないお客様が来られた時と同じ脳みその働きです。
ペーターが、今度大學堂でワークショップをしてくれると言ってくれました。
ん〜待ちきれません!
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